【AR共和国杯】アルバート ひと追い毎に前進「走れる態勢は整った」

アルバート

2、3日、アルゼンチン共和国杯(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、天皇賞(春)6着のアルバート(牡5、美浦・堀厩舎)は3日、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.5-38.6-12.7秒をマークした。

【橋本助手のコメント】
「先週の追い切りは、頭が高めでしたし少し動きが重くて良い頃の走りではない感じでしたが、今週はピリッとしていましたし乗り手も先週のようなことはなかったと話していたので、まずまず走れる態勢は整ったと思います。前走後に少し脚元に疲れがきてレース間隔があきましたが、体に余裕もあるので絶好調とまではいかないまでも、力を出せると思っています。ハンデも実績馬はみんな同じ感じですし、やれるのではないかと思っています。長距離でも上手に走れますし、コース条件に関しても特に心配はしていません」

前走、本栖湖特別1着のトレジャーマップ(牡5、美浦・石栗厩舎)は2日、助手を背に坂路コースで追われ、4F52.9-38.3-25.0-12.3秒をマークした。

【石栗龍彦調教師のコメント】
「自己条件を使うことも考えましたが、長距離とハンデが魅力でここを使うことにしました。中間は放牧に出して立て直した効果もあって、硬さが取れて良い状態ですし順調にきています。差しのきく展開になってもらいたいですね。あとは重賞でどこまでやれるかでしょう」