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【京王杯2歳S】モンドキャンノが中団から鋭く末脚伸ばし重賞初制覇!
2016/11/5(土)
11月5日(土)、5回東京1日目11Rで第52回京王杯2歳S(G2)(芝1400m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の3番人気・モンドキャンノ(牡2、栗東・安田隆厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:21.9(良)。
2着には半馬身差で1番人気・レーヌミノル(牝2、栗東・本田厩舎)、3着には3馬身差で4番人気・ディバインコード(牡2、美浦・栗田徹厩舎)が続いて入線した。
コウソクストレートが出遅れ。ハナを叩いたのはタイムトリップで、ジワッと先行する。1番人気のレーヌミノルが2番手、ディバインコードが3番手。モンドキャンノはこれまでより後ろのポジションで、出遅れたコウソクストレートも徐々に押し上げる。前半の3Fが35.7秒、馬群一団のまま4コーナーから直線へ。
逃げるタイムトリップがしぶとく粘るが、残り300mほどのところでレーヌミノルが仕掛ける。そのまま押し切りを図ろうとするが、外から伸びてきたのがモンドキャンノ。一完歩ずつ差を詰め、残り50mで交わして先頭。3戦目で初めての重賞タイトルを手に入れた。
勝ったモンドキャンノは6月函館のデビュー戦を快勝し、2戦目に函館2歳Sを選択、1.8倍の断然人気を集める。このレースはレコード駆けしたレヴァンテライオンに半馬身差の2着と敗れたが、今回は重賞ウイナー相手に堂々とした競馬で勝利、見事な巻き返しを見せた。また、父キンシャサノキセキにとってシュウジ以来2頭目の重賞勝ち馬となった。
馬主はユアストーリー、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「世界(仏)+知ることができる。世界は知ることができる」。
- モンドキャンノ
- (牡2、栗東・安田隆厩舎)
- 父:キンシャサノキセキ
- 母:レイズアンドコール
- 母父:サクラバクシンオー
- 通算成績:3戦2勝
- 重賞勝利:
- 16年京王杯2歳S(G2)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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