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【AR共和国杯】府中でも大魔神!シュヴァルグランが直線鋭く伸びて重賞2勝目!
2016/11/6(日)
11月6日(日)、5回東京2日目11Rで第54回アルゼンチン共和国杯(G2)(芝2500m)が行なわれ、福永祐一騎手騎乗の2番人気・シュヴァルグラン(牡4、栗東・友道厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:33.4(良)。
2着には半馬身差で4番人気・アルバート(牡5、美浦・堀厩舎)、3着にはアタマ差で3番人気・ヴォルシェーブ(牡5、栗東・友道厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたモンドインテロ(牡4、美浦・手塚厩舎)は4着に敗れた。
クリールカイザーが好スタートを切り、そのままハナへ。シュヴァルグランも良い飛び出しを見せるが、福永騎手が手綱を絞って控える。モンドインテロは中団のインコースを追走、アルバートは馬群の中で脚を溜める。ヴォルシェーブは幾分後方からの競馬となった。スローペースのままレースは進み、一団のまま直線へ。
クリールカイザーが内で粘るところ、空いたスペースからモンドインテロが抜け出すが、外からシュヴァルグラン、ヴォルシェーブと同じ勝負服の2頭が追い込んでくる。残り200mでシュヴァルグランが前を交わして先頭、外からヴォルシェーブが迫るが、間からアルバートも突っ込んでくる。しかし、先に抜けだしたシュヴァルグランは最後まで伸び続けて先頭でゴールを駆け抜けた。
勝ったシュヴァルグランはこれで今年3月の阪神大賞典に続いての重賞2勝目。天皇賞(春)でも3着に入っており、今回は地力の違いを見せつけた格好だ。半姉にヴィクトリアマイル連覇のヴィルシーナがおり、半妹のヴィブロスは今年の秋華賞を制した。産駒は全て佐々木主浩オーナーが所有しており、姉、妹に続いてのG1勝利に大きな期待がかかる。生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「偉大な馬(仏)」。
- シュヴァルグラン
- (牡4、栗東・友道厩舎)
- 父:ハーツクライ
- 母:ハルーワスウィート
- 母父:Machiavellian
- 通算成績:15戦6勝
- 重賞勝利:
- 16年アルゼンチン共和国杯(G2)
- 16年阪神大賞典(G2)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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