連覇を狙うマリアライトは2枠2番からスタート

11月13日(日)、5回京都4日目11Rに行われる、第41回 エリザベス女王杯(G1)(3歳上牝 国際 指定 定量 芝2200ｍ)の枠順が確定した。

ディフェンディングチャンピオンのマリアライトは2枠2番から連覇を狙う。6番人気の伏兵評価で勝利した昨年とは一転、今年は大本命の立場でこのレースを迎えた。春のグランプリ、宝塚記念は国内トップクラスのメンバー相手に大金星。前走のオールカマーは5着と敗れたが、牝馬同士のここでは負けられない。連覇を果たして暮れの有馬記念へ、と陣営は青写真を描いているはずだ。

二冠牝馬・ミッキークイーンは1枠1番から1年ぶりのG1勝利を目論む。デビューから安定した戦績を残しており、連対を外したのは昨年のジャパンカップだけ。今春はヴィクトリアマイルで1番人気の支持を集めながらも2着に敗れた。牝馬同士の2000ｍ以上なら3戦3勝。二冠牝馬が復活を懸けて挑む一戦だ。

前走の府中牝馬Sを制したクイーンズリングは2枠3番に入った。秋華賞ではミッキークイーンとタイム差なしの2着に入った実力馬。今年の春には京都牝馬Sを制しており、コース適性はメンバーでも上位。8着に敗れた去年の借りを返すチャンスがやってきた。

昨年3着に入っているタッチングスピーチは5枠8番からの競馬。宝塚記念からのぶっつけとなるが、鉄砲実績もあり侮れない1頭。京都実績も十分だ。

他には、秋華賞2着馬で重賞初制覇をG1の舞台で狙うパールコードが8枠15番、今年の中山牝馬Sを制したシュンドルボンは6枠10番、3年前の勝ち馬で今回は池添騎手と初コンビを組むメイショウマンボは3枠5番に入った。

連覇か、それともニューヒロインの誕生か？淀の舞台で争われる女王の座を射止めるのは果たしてどの馬なのだろうか。馬券は12日(土)より全国のウインズ・競馬場にて発売が行われる。レース発走は15時40分。枠順は以下の通り。

※枠－馬番 馬名 斤量

(性齢、所属、調教師、騎手)の順に表記

1－1 ミッキークイーン 56
(牝4、栗東・池江寿、浜中)

2－2 マリアライト 56
(牝5、美浦・久保田、蛯名)

2－3 クイーンズリング 56
(牝4、栗東・吉村、M.デムーロ)

3－4 ヒルノマテーラ 56
(牝5、栗東・昆、四位)

3－5 メイショウマンボ 56
(牝6、栗東・飯田祐、池添)

4－6 プロレタリアト 56
(牝5、美浦・小島茂、杉原)

4－7 マキシマムドパリ 56
(牝4、栗東・松元茂、武豊)

5－8 タッチングスピーチ 56
(牝4、栗東・石坂、R.ムーア)

5－9 シングウィズジョイ 56
(牝4、栗東・友道、C.ルメール)

6－10 シュンドルボン 56
(牝5、美浦・矢野英、吉田豊)

6－11 デンコウアンジュ 54
(牝3、栗東・荒川、松山)

7－12 アスカビレン 56
(牝4、栗東・中尾秀、松田)

7－13 プリメラアスール 56
(牝4、栗東・鈴木孝、幸)

8－14 シャルール 56
(牝4、栗東・松永幹、福永)

8－15 パールコード 54
(牝3、栗東・中内田、川田)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。