【POG】レイズアベールら土曜京都5Rトレセン直送トーク

●11月12日(土) 5回京都3日目5R 2歳新馬(芝1400m)

レイズアベール(牝2、栗東・吉村厩舎)は、兄に先週のアルゼンチン共和国杯で3着に入ったヴォルシェーブ、オープン特別を3勝したリルダヴァルがいるハーツクライ産駒。攻め馬ではシャープな脚捌きでセンスの良さを感じさせている。

吉村圭司調教師は「先週の追い切りはクイーンズリングに食らいついていた。今週のケイコもラストの反応は良かった。筋の通った血統馬だし、育成時から評価が高かった馬。期待していますよ」と鼻息も荒い。クラブでの募集価格は2800万円。川田将雅騎手を背に、4枠8番からスタートする。

3枠5番コパノピエール(牡2、栗東・宮厩舎)も、高松宮記念を勝ったコパノリチャードや4勝を挙げオープン馬となったコパノオーシャンズがいる走る血筋。きょうだいの多くが『コパ』の冠名で走っているオーナーゆかりの血統だ。

1週前追い切りでは福永祐一騎手が騎乗して4F52.2秒をマーク。「まだ幼い面もあるし、気性の激しいところもあって調教はソロッとやってる。いいスピードがあるし、雰囲気はコパノリチャードと似ているところがあるね」と宮徹調教師は慎重ながらも、偉大な兄を彷彿させる弟に目を細める。