【ジャパンC】キタサンブラック、ゴールドアクターら豪華メンバー21頭が登録!

キタサンブラック

京都大賞典を貫禄Vのキタサンブラック さあ現役最強馬へまい進!

11月27日(日)、東京競馬場で行われる第36回 ジャパンカップ(G1)(3歳上 国際 指定 定量 芝2400m)の特別登録馬21頭が発表された。

昨年の菊花賞・今年の天皇賞(春)を制し、宝塚記念ではファン投票第1位に支持されたキタサンブラック(牡4、栗東・清水久厩舎)に注目。京都大賞典は着差以上の完勝劇で、G1馬の貫禄を見せつけた。今回は昨年の日本ダービー以来の東京コースとなるが、現役屈指の安定感を武器に3つ目のタイトルを狙う。

順調度ならゴールドアクター(牡5、美浦・中川厩舎)も負けてはいない。有馬記念を含む5連勝した昨秋から早1年。前走のオールカマーも危なげない内容で勝利し、天皇賞(春)の惨敗から完全に立て直してきた印象だ。昨年は有馬一本に絞っただけに、待ちわびた舞台であることは間違いない。残り秋2戦、全力投球だ。

皐月賞馬ディーマジェスティ(牡3、美浦・二ノ宮厩舎)はここが古馬との初対戦。二冠を懸けて挑んだ菊花賞は直線でいつもの伸びが見られず4着。距離が影響したかはハッキリしないものの、あの走りが全能力でないことは確かだろう。「強い3歳馬」の代表格として、古馬相手に実力を見せつけたいところ。

天皇賞(秋)組からは2着に入ったリアルスティール(牡4、栗東・矢作厩舎)が最上位評価となるか。昨年のクラシックは未冠に終わったものの、今年のドバイターフを勝利。ワールドクラスの能力はお墨付きだが、折り合いに課題のある馬で、今回は2400mの距離がキーポイントになる。ムーア騎手の手綱さばきにも期待。

今年に入って重賞2勝のルージュバック(牝4、美浦・大竹厩舎)もここへ矛先を向けてきた。天皇賞(秋)はスムーズなレース運びができずに7着。毎日王冠は最速の上がり33秒4で牡馬を一蹴しており、切れ味はG1馬にも劣らない。オークスの2着とコース実績も十分。牝馬が強いジャパンカップでもあり、巻き返しが怖い1頭だ。

アルゼンチン共和国杯を制したシュヴァルグラン(牡4、栗東・友道厩舎)も侮れない。阪神大賞典で重賞初制覇を飾ると、続く天皇賞(春)では揉まれる苦しい展開の中、3着に突っ込んだ。前走も戦ってきた相手が違うと言わんばかりの快勝。一気の頂点もあり得る。

他にも、菊花賞2着馬のレインボーライン(牡3、栗東・浅見厩舎)、秋華賞で1番人気の支持を受けたビッシュ(牝3、美浦・鹿戸雄厩舎)、有馬記念2着のサウンズオブアース(牡5、栗東・藤岡健厩舎)など、伏兵陣も国内最強を決めるにふさわしい、多世代の豪華メンバーが揃った。

また、外国馬は昨年6着のイラプト(牡4、仏・グラフ厩舎)、11着のナイトフラワー(牝4、独・シール厩舎) 、今年9月の独・バーデン大賞を制しているイキートス(牡4、独・グリュー厩舎)の3頭が登録している。1着賞金国内最高額のこのレースを制するのは地元日本か、それとも海外の刺客か。世界が注目する一戦となりそうだ。特別登録馬は以下の通り。

  • 【収得賞金順】
  • リアルスティール 57 R.ムーア
  • ゴールドアクター 57 吉田隼
  • キタサンブラック 57 武豊
  • ラストインパクト 57 川田
  • ディーマジェスティ 55 蛯名
  • サウンズオブアース 57 M.デムーロ
  • ルージュバック 55 戸崎
  • シュヴァルグラン 57 福永
  • フェイムゲーム 57 北村宏
  • レインボーライン 55 C.ルメール

  • ヒットザターゲット 57 小牧太
  • ワンアンドオンリー 57 田辺
  • ビッシュ 53 幸
  • トーセンバジル 57 内田博
  • トーホウジャッカル 57 酒井学

  • 【除外対象】
  • トウシンモンステラ 57 ○○
  • ジャングルクルーズ 57 ○○

  • 【外国馬】
  • イキートス 57 I.ファーガソン
  • イラプト 57 P.ブドー
  • ナイトフラワー 55 A.シュタルケ

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

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