【マイルCS】ロードクエスト早々と栗東へ 16年ぶり3歳馬の戴冠なるか

16日、マイルCS(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

2走前の京成杯AHで古馬を撃破した3歳馬ロードクエスト(牡3、美浦・小島茂厩舎)は先週から栗東入りしており、今週は主戦の池添謙一騎手を背にCWに登場。重馬場ながら6Fから80.6-65.1-50.5-37.2-12.7秒をマーク。馬なりで古馬1000万のメイスンウォーを抜き去り、前走以上の動きを見せた。

騎乗した池添謙一騎手は「もう馬体は出来上がっているので、きょうはやりすぎないようにサラッと。気持ちの面を確認するように乗りました。春と比べると、いくらか掛かるところがあるので、当日の落ち着き、折り合いがポイントになると思います。タメて運べば、終いは良い脚を使ってくれますよ」とコメント。

前走の富士Sはスローペースに泣き、後方のまま9着と敗れたものの、京成杯AHではメンバー最速の上がりで強豪マイラーを一蹴。3歳馬は00年のアグネスデジタル以来、優勝はない。この馬が16年ぶりに栄光の扉を開けることができるか。

ロードクエスト