【POG】アスタースウィングが3馬身半差をつけて悠々と逃げ切る…東京新馬

11月19日(土)、5回東京5日目4Rで2歳新馬(ダ1400m)が行なわれ、北村宏司騎手騎乗の2番人気・アスタースウィング(牡2、栗東・中竹厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:24.6(重)。

2着には3馬身半差で3番人気・ラッキーパンチ(牡2、美浦・矢野英厩舎)、3着には半馬身差で4番人気・ミヤジユウダイ(牡2、栗東・川村厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたスズカゴーディー(牡2、美浦・伊藤圭厩舎)は6着に敗れた。

勝ち馬は好スタートを切ってレース序盤からハナに立つ。ミヤジユウダイ、ラッキーパンチと人気上位勢が先行し、1番人気のスズカゴーディーは中団の外目を追走。隊列は変わらずアスタースウィングが先頭で4コーナーを回って直線へ。2番手を追走していたミヤジユウダイが外から差を詰めるが、残り200mでアスタースウィングが二の脚を使って再加速。後続を2馬身、3馬身と突き離し、最後は3馬身半差をつけて悠々と逃げ切った。

勝ったアスタースウィングは今年の米国・オカラセールにて19万ドルで落札、日本に輸入された。父Haynesfieldはスペイツタウンの産駒で、これが本邦初出走。スペイツタウンの産駒には11年クラスターCを制したドスライスがいる。
馬主は加藤久枝氏、生産者は米のWinStarFarm,LLC。馬名の意味由来は「冠名+母名より」。

1着 アスタースウィング(北村宏騎手)
「スタートを上手く出て冷静に走ってくれました。自分のリズムを守って先行して、こちらのアクションに鋭く反応してくれました。徐々にギアが上がっていって、終いのフットワークも良かったですよ」

2着 ラッキーパンチ(田辺騎手)
「スタートをポンと出て良い位置で競馬が出来ましたが、今日は勝ち馬が強かったですね」

3着 ミヤジユウダイ(ムーア騎手)
「良い馬ですね。スタートを出てから砂を被って気にするところがありましたが、初戦としては良い競馬が出来たと思います。距離はマイルくらいでも良さそうです。次はチャンスだと思います」

4着 ノボクイーン(石川騎手)
「この兄弟はみんなセンスが良いんですよね。少し大型でまだ緩さがありますが、初戦でこれだけやれましたし収穫がありました。次も楽しみです」

5着 レッドコマチ(野中騎手)
「上手に走ってくれましたし、終いもよく伸びています。まだ緩さがありますが、その辺りが締まってくれば更に良いと思います」

6着 スズカゴーディー(ルメール騎手)
「距離はこのくらいで大丈夫だと思います。まだ若さがあってフラフラしていましたが、良いスピードがあります」

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