【POG】イエローマジックが横一線の攻防を制してデビュー勝ち!…東京新馬

イエローマジック

11月20日(日)、5回東京6日目5Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の3番人気・イエローマジック(牡2、美浦・小島茂厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:24.3(良)。

2着にはハナ差で7番人気・ミルキークォーツ(牝2、美浦・池上和厩舎)、3着にはクビ差で4番人気・ティナカヌメ(牝2、美浦・尾形和厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたミッキーワイン(牡2、美浦・菊沢厩舎)は4着に敗れた。

フェバリットラヴ、ダイメイピットの2枠両頭が前を引っ張る。ミッキーワインは好位の4番手をキープ、ティアカヌメも徐々に押し上げていく。イエローマジックは中団に控えた。先頭からシンガリまで一団のまま、直線の攻防へ。内でダイメイビットが粘るが、外から後続が殺到。ディアカヌメが残り200mで先頭に立つも、馬場の五分どころを通ってミルキークォーツ、間からミッキーワイン。一番外からイエローマジックと4頭が横一線の争いとなったが、外のイエローマジックが僅かに制してデビュー勝ちを飾った。

勝ったイエローマジックは近親に短距離で5勝を挙げオープンで活躍したメイビリーヴがいる牝系の出身で、父スウェプトオーヴァーボードはこの世代2頭目の勝ち上がり。2歳世代は登録頭数が15頭と少ないものの、今年はレッドファルクスがスプリンターズSを勝利。産駒初G1制覇を飾っており、芝・ダート問わず短距離で活躍馬を輩出している。
馬主は村井良孝氏、生産者は日高町の新井昭二氏。馬名の意味由来は「黄色い魔術」。

1着 イエローマジック(田辺騎手)
「この条件が合うのか、まだわかりませんが、ためて切れる脚を使えました。次につながる勝利です。いなないたり、やんちゃしたり、若さが目立ちますし、上積みも大きいでしょう」

2着 ミルキークォーツ(柴山騎手)
「内に逃げていました。でも、こんな馬場でもいい走り。これから力を付けてきます」

3着 ティナカヌメ(蛯名騎手)
「最後まで我慢できなかった。気性面が成長し、テンションが上がらなければ」

4着 ミッキーワイン(横山典騎手)
「スタートが良く、行ってしまいそうだった。なんとか我慢させ、いい脚を使えたし、初戦としては上々の内容だった」

7着 ペイシャブルー(勝浦騎手)
「乗り味がいい。外枠から行かせるかたちになったけど、どんな競馬でもできるよ」

13着 シュクヴァル(柴田大騎手)
「いい馬です。やれると思っていたのですが、前をカットされ、ブレーキをかけてしまいました」

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  • イエローマジック
  • (牡2、美浦・小島茂厩舎)
  • 父:スウェプトオーヴァーボード
  • 母:レインボーハート
  • 母父:エアジハード

イエローマジック
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