【阪神JF】エムオービーナスでG1初騎乗 木幡初「ある程度の位置で競馬が出来れば」

7日、阪神JF(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、2歳未勝利(11/5・福島・芝1200)1着のエムオービーナス(牝2、美浦・鹿戸雄厩舎)は、木幡初也騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.3-53.9-38.6-13.6秒をマークした。

【【木幡初也騎手のコメント】
「今週の追い切りは、古馬相手にテンションを上げ過ぎないようにやりました。馬なりで最後まで走れていましたし、良い動きでした。マイルは初めてですが、1400でもそれほど悪くない競馬が出来ていますし、バテない強味を生かせればマイルまでならこなしてくれるかと思っています。新馬の前からゲートに苦労するところがありましたが、自分が乗ってイチから練習してだいぶ良くなってきましたし大丈夫だろうと思います。

今回は輸送と当日のテンションとゲートが課題になるかと思います。自分はG1初騎乗になりますが、新馬のときから乗せてもらっている馬ですし、ヘンな気負いはありません。G1でも引き続きチャンスをいただいて有難いと思っています。阪神競馬場での騎乗も初めてなので、事前に下見をしたり他のジョッキーに話を聞いて調べておきたいです。ゲートの出方次第になりますが、ポンと出てある程度の位置で競馬が出来ればと思っています」

前走、赤松賞5着のスズカゼ(牝2、美浦・伊藤正厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F55.3-39.6-25.3-12.3秒をマークした。

【伊藤正徳調教師のコメント】
「前走は負けはしましたが、上手く立ち回れていましたし競馬の内容は悪くなかったと思います。1回使われたことで体調も良くなっていましたし、今回も前走同様に体調は良いですよ。2歳のこの時期ですからそれほど能力差もないと思いますし、あとは輸送を無事にこなしてくれればと思っています」

スズカゼ

しっかりした脚で坂路を駆け上がったスズカゼ