【POG】グラニーズチップスら日曜阪神5Rトレセン直送トーク

●12月11日(日) 5回阪神4日目5R 2歳新馬(芝1800m)

8頭立てとやや寂しい頭数になったが、牡馬、牝馬それぞれ4頭ずつが来たるクラシック戦線を目指してエントリ-。先週から日本で騎乗し早速2走をマークしたV.シュミノー騎手が騎乗するグラニーズチップス(牝2、栗東・藤原英厩舎)は今秋の天皇賞で3着に入ったステファノスの妹。

田代調教助手は「牝馬にしては馬格(推定480キロ)があるし、気性面でもイラついたところがない。前向きさがあって、長くいい脚を使えそうなタイプ。父は違うけど、兄のステファノスとよく似てるとこがあるね」と期待を寄せる。父はハーツクライで、クラブでの募集価格は2400万円。

新種牡馬ルーラーシップ産駒のキセキ(牡2、栗東・角居厩舎)は、祖母に桜花賞2着のロンドンブリッジ、おばにオークス馬ダイワエルシエーロがいる血統。最終追い切りは今年の秋華賞、ローズSで3着に入ったカイザーバルを相手に先着を果たしている。

「まだ幼さや馬体の緩さは残りますが、調教はしっかり積めています。いい意味で気持ちが乗ってきたし、センスのありそうな走りをします。いきなり走れそうな雰囲気がありますよ」と前川調教助手は高い評価を与える。C.ルメール騎手をデビュー勝ちを狙う。