【POG】武豊アンタガシャチョウが豪快に伸びて新馬勝ち…阪神新馬

アンタガシャチョウ

12月10日(土)、5回阪神3日目6Rで2歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、武豊騎手騎乗の3番人気・アンタガシャチョウ(牡2、栗東・野中厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:55.1(稍重)。

2着には4馬身差で1番人気・サトノファイヤー(牡2、栗東・村山厩舎)、3着には3/4馬身差で5番人気・マイネルエーポス(牡2、栗東・中村厩舎)が続いて入線した。

イケジュンペガサスが押してハナを主張。タイセイオーキッド、アンタガシャチョウ、サトノファイヤー、マイネルエーポス、スプレンダークランが差がなく追走して6頭が一団。ユウワールド1頭が大きく取り残される。残り800mでスプレンダークランが置かれ、5頭が直線の脚比べへ。
いち早く動いたサトノファイヤーがイケジュンペガサスを捕らえにかかるが、それを見ていたアンタガシャチョウが違う脚色で瞬く間に先頭。ゴールでは4馬身差を付けて新馬勝ちを決めた。

勝ったアンタガシャチョウは、新種牡馬キングスベスト産駒で7頭目の勝ち上がり。姉にマリーンC、スパーキングレディーCで2着に入ったブルーチッパー、近親にさきたま杯を勝ったナイキマドリードがいるダート色の濃い血統で、500キロを超える雄大な馬格と直線で豪快に伸びた勝ちっぷりからも更なる活躍が期待される。
馬主は株式会社ミキハウスHKサービス、生産者は日高町の下河辺牧場。馬名の意味由来は「あんたが社長」。

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