トピックスTopics
【香港マイル】地元香港のビューティオンリーがゴール前の大混戦を制す!
2016/12/11(日)
12月11日(日)、香港のシャティン競馬場で香港マイル(G1)(3歳上 定量 1着賞金:1140万香港ドル 芝1600m)が行われ、日本からは3頭が出走。
ロゴタイプ(牡6、美浦・田中剛厩舎)は5着、サトノアラジン(牡5、栗東・池江寿厩舎)は7着、ネオリアリズム(牡5、美浦・堀厩舎)は10着だった。
勝ったのはZ.パートン騎手騎乗の4番人気・ビューティーオンリー(セ5、香・A.クルーズ厩舎)で、勝ちタイムは1:33.48。2着は半馬身差でヘレンパラゴン(牡4、香・J.ムーア厩舎)、1馬身差の3着にジョイフルトリニティ(セ4、香・J.ムーア厩舎)が続いた。
ハナを切っていったのはビューティーフレーム。日本のネオリアリズムが2番手につけ、やや出負け気味だったロゴタイプもインコースから追い上げて3番手に浮上。サトノアラジンは最後方から末脚勝負に徹する形をとった。淡々としたペースでレースは進み、4コーナーを回って直線へ。
逃げるビューティーフレームを残り300mで射程圏に入れ、ネオリアリズムが先頭に立つ。インコースからはロゴタイプが良い脚色で上がってきて、日本馬のG1制覇なるかと思われたが、残り200mのハロン棒を切ったところで一気に後続が殺到。横に4~5頭が並んでの大混戦となったが、馬群の真ん中からグイッと抜け出したビューティーオンリーが叩き合いを制して、先頭でゴール板を駆け抜けた。
ビューティーオンリーはイタリアのS.ボッティ厩舎からジェントルマンオンリーの名でデビュー。グイドベラルデリ賞(G3)を制した後、現在の香港・A.クルーズ厩舎へと移籍、その際に改名された。15年1月に香港クラシックマイルを制し、香港LG1初制覇を飾る。昨年の香港カップではエイシンヒカリと対戦し、8着と敗れた後、マイル路線に復帰。今年5月のチャンピオンズマイルではモーリスの4着に入線した。前哨戦の香港ジョッキークラブマイルを制した勢いそのままに、ビッグタイトルを手に入れた。
主な払戻金は単勝(5)が530円、馬連(5)-(6)が4910円、馬単(5)-(6)が9890円、3連複が(5)-(6)-(14)が26430円、3連単(5)-(6)-(14)が13万8840円だった。
- ビューティーオンリー
- (セ5、香・A.クルーズ厩舎)
- 父:Holy Roman Emperor
- 母:Goldendale
- 母父:Ali-Royal
- 通算成績:28戦10勝
- 重賞勝利:
- 16年香港マイル(G1)
- 16年香港ジョッキークラブマイル(G2)
- 15年香港クラシックマイル(LG1)
- 14年グイドべラルデリ賞(G3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
単勝人気は日本のオッズを表記しております。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/2/1(土) 【シルクロードS】過去10年で9勝!京都開催時の「最強枠」を引き当てた豪運ホース
- 2025/1/31(金) 中山最終週は土日で6勝!AJCC勝利の勢いに乗る【戸崎圭太コラム】
- 2025/1/31(金) ジャンプ通算150勝!!【高田潤コラム】
- 2025/1/31(金) ハナ差は分かる!?レアなトゥギャザーゴールイン!【永島まなみ騎手コラム】
- 2025/1/31(金) 【根岸S】驚異の勝率100%!本命馬の明暗を分ける「勝利の法則」
- 2025/1/30(木) 少数精鋭の東京開幕週【柴田大知コラム】
- 2025/1/31(金) 【シルクロードS】現在3連勝中!京都開催時の「激アツ条件」に合致した激走候補
- 2025/1/31(金) 【根岸S】アメリカJCCは2着マテンロウレオ推奨!年明けから4週続けてズバリの神予想は必見(PR)