【京都金杯】ブラックムーン連勝で勢い十分「体調は凄くいい」

京都金杯(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、キャピタルS1着のブラックムーン(牡5、栗東・西浦厩舎)は31日、助手を背に古馬1000万のマインシャッツと坂路で併せ馬。3馬身先行したパートナー目掛けて終い強めに追われるとグッと加速で同入フィニッシュ。4F54.2-39.8-25.5-12.7秒をマークした。

「これまで、追い出してモタつく感じがあった馬ですが、前走はそんなこともなかったでしょ。馬が良くなってきたんだと思います。年末に併せ馬でしっかり追っていますし、体調は凄くいいですよ。京都も得意ですから」と橋本調教助手は重賞Vへ自信たっぷりの口ぶり。前走快勝の勢いで初笑いとなるか。

前走、チャレンジC5着のブラックスピネル(牡4、栗東・音無厩舎)は2日、助手が騎乗して坂路で最終調整。3歳500万のサンライズノヴァに先着を許してしまったが、攻め駆けする相手とあって陣営にも不安はなく、4F52.1-37.8-24.2-12.1秒のタイムに合格点のジャッジ。順調な仕上がりを見せている。

音無秀孝調教師は「前走は少し太かった分もあったし、この中間は意識して、坂路を2本乗ったりもしてる。2日も遅れたとはいえ、52秒1で動いているからね。あらためて期待したい」と重賞獲りへ鼻息も荒い。