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【POG】ナイトバナレットが直線一気の末脚で差し切りV!…ジュニアC
2017/1/5(木)

1月5日(木)、1回中山1日目9RでジュニアC(芝1600m)が行なわれ、中谷雄太騎手騎乗の3番人気・ナイトバナレット(牡3、栗東・矢作厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.7(良)。
2着にはクビ差で1番人気・ディバインコード(牡3、美浦・栗田博厩舎)、3着にはハナ差で5番人気・タイムトリップ(牡3、美浦・菊川厩舎)が続いて入線した。
返し馬で1番人気のディバインコードが放馬したものの、そのまま発走。ナイトバナレットはまずまずのスタートから鞍上が手綱を絞って控え、中団後方で脚を溜める。ディバインコードは好位の外目、4番手を追走。ナイトバナレットはややかかり気味に前へ前へと上がっていく。直線に向いて、逃げたラッシュアウトをディバインコードが捕まえにかかる。坂下で抜け出して押し切り体勢に入るが、内ラチ沿いでタイムトリップも渋とく粘る。内2頭が叩き合う中、大外から一気に伸びてナイトバナレットが差し切り。先行馬をまとめて交わして、オープン初勝利を決めた。
勝ったナイトバナレットはデビュー戦、2戦目こそ敗れたもの、3戦目の新潟戦で勝ち上がる。続くひいらぎ賞でもメンバー上がり2位の末脚で3着に入線していた。3歳世代が初年度の新種牡馬・ディープブリランテの産駒で、中京2歳Sを勝って阪神JFでも4着と好走したディーパワンサに次ぎ、2頭目のオープン勝ちとなった。今後はクラシック路線に向かうのか、それともマイル路線を歩むのかに注目したい。
馬主は有限会社シルクレーシング、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「騎士の階級の一つ」。
1着 ナイトバナレット(中谷騎手)
「ゲートはいつも通りですし、ゆっくり出して折り合いだけ気を付けて乗りました。終いはいつも切れる脚を使ってくれる馬ですからね。新潟で勝たせてもらったときも強い内容でしたし、自信を持っていました。この先も、この馬の長所である切れ味を伸ばしていければ良いと思います。春に大きいところで一緒に戦えればいいな、と思います」
2着 ディバインコード(柴田善騎手)
「返し馬でキャンターに下ろしたときに、馬が物見をして落とされてしまいました。競馬ではリラックスして走れていましたし、だいぶ気性が大人になっています」
3着 タイムトリップ(戸崎圭騎手)
「距離がどうかと思っていましたが、今日は二列目で競馬をしてほしいと先生から指示を受けていました。上手に走れていましたし、乗りやすい馬です。距離はマイルくらいまでもつと思います」
4着 サレンティーナ(柴山騎手)
「向正面では落ち着いて走れていましたし、2着馬の後ろで良い位置を取れたと思っていましたが、ペースが速くなったときの反応がもうひとつでした。これから良くなってくると思います」
5着 アドマイヤシナイ(田辺騎手)
「レース自体はムキになりませんでしたが、今日は馬の雰囲気が違いました。気持ち的に苦しがっていた分、ゲートも入らなかったのかもしれません」
- ナイトバナレット
- (牡3、栗東・矢作厩舎)
- 父:ディープブリランテ
- 母:ナイキフェイバー
- 母父:Favorite Trick
- 通算成績:5戦2勝

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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