【POG】ショウナンタロットら日曜京都6Rトレセン直送トーク

吉村圭司調教師が「走り方は父のドリームジャーニーとよく似てる」と話すショウナンタロット(牡3、栗東・吉村厩舎)は、2009年のヴィクトリアM3着馬ショウナンラノビアを母に持つ期待の血統。

最終追い切りでは池添謙一騎手が跨がって古馬相手に先着を果たし、師も「今週のケイコに乗ったジョッキーもいい感触を持ってくれてたし、初戦から楽しみですよ」と期待は膨らむばかりだ。

ファンディーナ(牝3、栗東・高野厩舎)は兄に昨年の若葉Sで2着に入ったナムラシングンがいる血統。父がヴィクトワールピサからディープインパクトに替わって素軽さが増した印象を受ける。

兄も管理する高野友和調教師は「調教の動き、時計ともに悪くないし、走れる態勢は整っています。兄のナムラシングンと比べると性格も穏やかで扱いやすいタイプですね」と弟にも大きな期待を寄せる。先週の愛知杯を制した岩田康誠騎手の手綱捌きも注目される。

ルーラーシップ産駒のブルークランズ(牝3、栗東・今野厩舎)はおじがディープインパクト。姉に同じ今野厩舎でクイーンC、忘れな草賞でミッキークイーンと接戦を演じたロカがいる良血馬。今週の坂路では4F52.5秒と及第点のタイムをマークしている。

「ストライドが大きな走りで、乗り手のイメージより時計が出ています。姉のロカは爆発力がありました。この馬はどうか分かりませんが、姉と似た雰囲気はありますよ」と今野貞一調教師はコメント。姉が果たせなかったクラシック出走へ向けてどういったスタートを切るか。初戦は姉にも騎乗したM.デムーロ騎手が手綱をとる。