【AJCC】タンタアレグリアがインから抜け出して念願の重賞初制覇!

タンタアレグリア

1月22日(日)、1回中山7日目11Rで第58回アメリカJCC(G2)(芝2200m)が行なわれ、蛯名正義騎手騎乗の7番人気・タンタアレグリア(牡5、美浦・国枝厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:11.9(良)。

2着には半馬身差で1番人気・ゼーヴィント(牡4、美浦・木村厩舎)、3着には1馬身1/4差で3番人気・ミライヘノツバサ(牡4、美浦・伊藤大厩舎)が続いて入線した。

各馬横一線の揃ったスタート。外からクリールカイザーが先頭に立ち、1馬身のリードをとる。2番手にリアファル、3番手にミライヘノツバサと人気2頭が続く。その後ろにシングウィズジョイ、タンタアレグリアが中団内目のインコース。ゼーヴィントはやや離れて中団を追走する。前半の1000mが59秒6とやや速い流れの中、後方待機勢は3コーナー過ぎから進出。前の集団が一かたまりになって4コーナーから直線へ。

外から早めに動いたルミナスウォリアー、そして人気のゼーヴィントが上がってくるが、直線半ばで後方にいたシングウィズジョイが落馬。前の争いは先に仕掛けたミライヘノツバサが粘るが、内からタンタアレグリアがそれを交わす。外のゼーヴィントと激しい叩き合いとなったが、3/4馬身ほどの差を保ったままタンタアレグリアが先頭でゴール、念願の重賞タイトルを手に入れた。

勝ったタンタアレグリアは3歳時に青葉賞で2着に入り、日本ダービーにも出走するなど早くから素質の高さを見せていたが、菊花賞4着、昨年の天皇賞(春)で4着と勝ちきれない競馬が続いていた。今回は8ヶ月ぶりのレースであったが、インコースからロスなく抜け出す競馬で悲願の重賞タイトルを手に入れた。この春にはG1制覇の期待もかかる。
馬主は株式会社G1レーシング、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「たくさんの喜び、これほど多くの歓喜(西)」。

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  • タンタアレグリア
  • (牡5、美浦・国枝厩舎)
  • 父:ゼンノロブロイ
  • 母:タンタスエルテ
  • 母父:Stuka
  • 通算成績:14戦3勝
  • 重賞勝利:
  • 17年AJCC(G2)

タンタアレグリア
タンタアレグリア

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