【TCK女王盃】ワンミリオンスが3頭の叩き合いを制して重賞初制覇!

ワンミリオンス

1月25日(水)、大井競馬場で行われた交流重賞・第20回 TCK女王盃(Jpn3)(4歳上 牝馬 別定 1着賞金2200万円 ダート1800m)は戸崎圭太騎手騎乗の2番人気・ワンミリオンス(牝4、栗東・小崎厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:54.1(良)。

2着に3/4馬身差で7番人気・リンダリンダ(牝4、大井・荒山勝厩舎)、3着にはアタマ差で1番人気・ホワイトフーガ(牝5、美浦・高木登厩舎)が入った。

マイティティー、ディアマルコが並んでハナを奪い合う。リンダリンダがその後ろにつけ、内からトーセンセラヴィが続くが、2コーナーを回った辺りでトーセンセラヴィに故障発生、競走中止。ホワイトフーガが外から進出し、その外からタマもブリュネットも追い上げて4コーナーから直線へ。

マイティティーはズルズルと後退していき、替わってリンダリンダが抜群の手応えで先頭に立つ。外からホワイトフーガも脚も追込体勢に入るが、斤量の影響かジリジリとしか伸びない。この2頭の内から一気に伸びてきたのがワンミリオンスで、残り200mで先頭に立つと、外の2頭の追撃を振り切って重賞初制覇を飾った。

勝ったワンミリオンスはこれで準オープンの河口湖特別からの3連勝。前走の銀嶺Sでは3歳牝馬の身ながら古馬牡馬相手に勝利を収めていた。デビューが3歳の1月と遅かったものの、3戦目で勝ち上がってからダートでは大崩れすることなく走っており、今日は初の地方競馬、初の1800m戦と2つの課題を難なくクリアし、キャリア10戦目で見事に重賞初制覇を飾った。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「百万分の一」。

【戸崎圭太騎手のコメント】
「前走乗せていただいた時にレースセンスの良さを感じていました。距離はどうかと思っていましたが、上手に走ってくれました。どんな競馬でも対応できる馬ですし、今後まだまだ成長していくと思いますので、将来が楽しみな馬ですね。自分自身、今年はファンの皆さんになかなか迷惑をかけてしまっていますが、今日の勝利をきっかけに頑張っていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします」

  • ワンミリオンス
  • (牝4、栗東・小崎厩舎)
  • 父:ゴールドアリュール
  • 母:シーズインポッシブル
  • 母父:Yankee Victor
  • 通算成績:10戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 17年TCK女王盃(Jpn3)

ワンミリオンス

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