【東京新聞杯】前走以上エアスピネル「3歳時と比べると雰囲気が違う」

1日、東京新聞杯(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、京都金杯で約1年2ヶ月ぶりの勝利を挙げたエアスピネル(牡4、栗東・笹田厩舎)は、助手を背に重馬場の坂路で馬なりに追われて4F54.1-40.0-26.0-12.5秒をマーク。渋った馬場を苦にすることなく駆け上がった。

笹田和秀調教師も「先週の追い切りの動きも良かったからね。今週は息を整える程度で十分と考えていました。1回使ったことで反応も良くなってきたし、動きにも素軽さが出てきた」と、前走以上のデキであることを強調している。

昨年のクラシック3戦には全て参戦し、皐月賞4着、日本ダービー4着、菊花賞3着と、世代上位の力を示してきた。当時と比較してみると「3歳時と比べると競馬場に着いてからの雰囲気が違う。この前も装鞍所から落ち着いていたし、徐々に大人になってきている」と確かな手応えを掴んでいる。

早々とマイル路線に切り替えて、今後は「マイラーズC(4/23)、安田記念(6/4)を考えているし、そこへ良い形で向かっていきたい」と青写真を描いている。