【NARグランプリ】森泰斗騎手は2年連続の最優秀勝利回数騎手賞「今年は東京ダービーを!」

NARグランプリ

2月2日(木)、地方競馬において優秀な成績をおさめた人馬が表彰されるNARグランプリ2016の受賞式が都内某所にて行われた。

3年連続南関東リーディングジョッキーで、2年連続最優秀勝利回数騎手賞を受賞した森泰斗騎手。昨年のNARグランプリの際に公言した年間300勝を有言実行。2位と42勝差を付ける圧倒的な数字を叩き出した。また、同時に、最優秀賞金収得騎手も獲得。昨年の7億4千万から大幅更新し、10億円余の収得金を獲得。2位と4億円以上の差をつけた。

【森泰斗騎手のコメント】
「自分自身の目標を追いかけたらこの結果で終われました。ホッとしました。昨年は割りと早い時期から勝ち星では抜け出させてもらったの、自分の数字だけを見ていました。今年の大きな目標のひとつは東京ダービー制覇ですが、春に向けて勢力図も変わりますし、ダービーを狙えるような馬に指名してもらえるような馬にならねばと思っています。

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おかげ様で忙しくさせてもらっているので、今年はマイペースでいきたいと思います。(体調管理は)寝起きにヤクルトを飲むのが日課で、サプリメントを飲んでいますし、食事も気にしています。ジョッキーのスキルはひとつではないので、他の騎手から色々と見習っていきたいです。

今年は東京ダービー制覇はもちろん、G1ジョッキーになりたいですし、地方交流も勝ちたいです。昨年は数字に追われてチグハグになってしまった時があったので、自然体で乗るのが良いかなと思っています」

競馬ラボでは、1月22日より公開している森泰斗騎手SPインタビューが大好評。昨秋に行ったジャパンCイベントにも出演いただいただけでなく、テキストでの単独インタビューが約4年ぶりに実現。2016年有言実行の300勝、さらに、まだまだ進化の歩みは止まる事なく、その中で苦悩するトップジョッキーの一面をのぞかせてくれました。2017年の展望など、競馬ファン必見のインタビューもお見逃しなく。

森泰斗騎手独占インタビュー
競馬ラボ新春SPインタビュー第3弾はコチラ


各賞の受賞馬は以下の通り。

最優秀勝利回数騎手賞 船橋 森泰斗騎手 2年連続2回目

最優秀賞金収得騎手賞 船橋 森泰斗騎手 2年連続2回目

最優秀勝率騎手賞 佐賀 山口勲騎手 4年連続4回目
「5年連続目指して今年も頑張ります。関係者の皆様のおかげで、自分だけのちからでありません。期待に応えられるよう大事に乗るだけです」

殊勲騎手賞 高知 永森大智騎手
「WSJSで自分と高知をアピールした勝ったので、最後に勝てて良かったです。応援してくれた方や関係者の方のおかげで、感謝しています。また勝てるように頑張ります」

優秀新人騎手賞 愛知 加藤聡一騎手
代理:所属厩舎川西毅調教師
「ちょっと勝ち気なところがあって、焦りすぎもありましたが頑張ってくれました。うちの厩舎だけでなく、他の厩舎の方にも声をかけて頂いて、非常によくして頂きました。厩舎関係者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。彼のいいところは積極性があるところですが、だいぶじっくり乗れるようになりました。結構追えるところがあるので、追い込み馬での騎乗を見て欲しいです」

優秀女性騎手賞 愛知 木之前葵騎手 2年連続2回目
「今回の衣装は母に見立てもらって決めました。今年もNARグランプリに来る事が出来て本当に嬉しいです。とてもいい馬に乗せて頂いて、チャンスを頂いているので、それを活かす事が出来たらと思っています。レースをキレイに乗れるようになりたいです」

ベストフェアプレイ賞 佐賀 山口勲騎手 2年連続2回目

特別賞 高知 赤岡修次騎手
「このような賞をいただくと『3000勝したんだな』という気になりますね。数字はあまり考えていませんが賞をもらえるというのは良かったと思います」

愛知 宮下瞳騎手 「(騎手、妻、母と1人3役をこなす秘訣は?)子どもの笑顔ですね。勝ったりすると「ママかっこいい」と言ってくれます。これからも一生懸命頑張りたいと思います」

JRA 武豊騎手
「たくさんいい馬に乗せていただいて、全てが印象に残っています。(残るG1レースはJBCレディスクラシック)そういうのを聞くとやはり全て揃えたいですね」

最優秀賞金収得調教師賞 浦和 小久保智調教師 3年連続3回目
「勝ち数はまだまだ伸ばせると思います。もっとしっかり地に足を付けて頑張りたいと思います」

最優秀勝率調教師賞 愛知 川西毅調教師 2年ぶり4回目
「応援して下さった馬主さん、スタッフに感謝します。まだまだ修業の身で、馬のことで分からないこともありますし、日々が修業の連続です。もっと馬を良くしていく技術を身に付けて精進していきたいです。またここへ来れるように頑張ります」

殊勲調教師賞 該当者なし