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【POG】オーナー縁の血統馬・11番人気ピサノベルベットが勝利…東京新馬
2017/2/4(土)

2月4日(土)、1回東京3日目6Rで3歳新馬(芝1800m)が行なわれ、松岡正海騎手騎乗の11番人気・ピサノベルベット(牝3、美浦・中舘厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:49.6(良)。
2着にはハナ差で7番人気・イムノス(牡3、美浦・尾関厩舎)、3着にはクビ差で8番人気・レーヌジャルダン(牝3、美浦・高柳厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたレッドヴィクター(牡3、美浦・藤沢和厩舎)は12着に敗れた。
レースはナンヨービーナスが楽にハナに立つゆったりとした展開で、レッドヴィクターは掛かり気味に好位を追走。モクレレやスイーズドリームスもほぼ同じ位置で先行集団を形成。ピサノベルベットは、ポンと好スタートを切って内を見ながら中団を追走。少しズブさを見せながらも直線半ばでエンジンが掛かると一気に先頭に抜け出した。最後は、すぐ内を猛追してきた2、3着馬を振り切った。
勝ったピサノベルベットの近親には1000万下を勝ち上がったモンテアルベルトがいる。母はピサノグレース、父はヴィクトワールピサという、オーナー縁の血統馬となる。
馬主は市川義美ホールディングス株式会社、生産者は新ひだか町のフジワラファーム。馬名の意味由来は「冠名+ベルベット」。
1着 ピサノベルベット(松岡騎手)
「ここ2、3週で攻め馬の動きが良くなっていましたし、ちょうど良いときに使えたと思います。評判馬が多かったですけど、仕上がりが良かったですし自信を持っていました。まだ弱いところがあってこれからの馬ですし、まだ適性については何とも言えませんが、今日勝てて良かったです」
2着 イムノス (大野騎手)
「スタート自体はひと息でしたが、その後は徐々にリズムを取って走れました。直線でもしっかり反応してくれましたし、クセがなくて乗りやすい馬です」
3着 レーヌジャルダン(丸山騎手)
「攻め馬の感じからは使いながら良くなってくるタイプかと思いましたが、最後の直線でも上手く併せ馬の形になってハミを取ってくれました。実戦タイプですね」
4着 スイーズドリームス(畑端騎手)
「向正面でハミが抜けないところがありました。直線で上手く外に出せたのは良かったですけど、抜け出してからフワッとしてしまいました。真面目な気性をしていますし、腰に緩さはありますが、その辺りが解消してくればもっと切れる脚を使えるようになると思います。素質がありますし、無事に行ってもらいたいです」
5着 ブラックギムレット(内田博騎手)
「直線でフラフラするところもありましたが、初戦としてはよく頑張っていると思います」
12着 レッドヴィクター (北村宏騎手)
「前半は上手に走れていましたが、最後は疲れて止まってしまいました」
- ピサノベルベット
- (牝3、美浦・中舘厩舎)
- 父:ヴィクトワールピサ
- 母:ピサノグレース
- 母父:フレンチデピュティ

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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