【きさらぎ賞】6番人気のアメリカズカップが重賞初V!サトノアーサーは2着

アメリカズカップ

2月5日(日)、2回京都4日目11Rで第57回きさらぎ賞(G3)(芝1800m)が行なわれ、松若風馬騎手騎乗の6番人気・アメリカズカップ(牡3、栗東・音無厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:50.1(重)。

2着には1馬身3/4差で1番人気・サトノアーサー(牡3、栗東・池江寿厩舎)、3着にはアタマ差で2番人気・ダンビュライト(牡3、栗東・音無厩舎)が続いて入線した。

スタート直後にスズカメジャーが外へ逃避して福永騎手が落馬。場内がどよめく中、ハナを切ったのはタガノアシュラ。今回は大逃げではなく、後続を引き付けての逃げを打つ。プラチナヴォイス、アメリカズカップと続き、サトノアーサーは後方2番手を追走。先頭まで6馬身差ほどのポジションに構える。
7頭がほぼ一団のまま4コーナーを回り、タガノアシュラは直線入口で一杯。プラチナヴォイスとアメリカズカップが先頭争いに立ち、松若騎手のステッキに応えてアメリカズカップがグイッとひと伸び。プラチナヴォイスを振り切ると後方から詰め寄るサトノアーサー、ダンビュライトの追撃も封じてトップでゴール。
単勝1.4倍の支持を受けたサトノアーサーは道悪が影響したか、ゴール寸前でダンビュライトを交わすのが精一杯だった。

勝ったアメリカズカップは、新馬、野路菊Sを2連勝。3連勝を狙った朝日杯FSはチグハグな競馬で9着と初黒星を喫したが、この中間は3週連続でハードに追われてマイナス12キロと研ぎ澄まされた馬体で出走。レースでも直線で追われてから抜群の反応を見せて人気のサトノアーサー以下を完封。クラシックへ弾みの付く重賞初制覇となった。
馬主は谷掛龍夫氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「セーリングマッチレース名」。

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  • アメリカズカップ
  • (牡3、栗東・音無厩舎)
  • 父:マンハッタンカフェ
  • 母:ベガスナイト
  • 母父:Coronado’s Quest
  • 通算成績:4戦3勝
  • 重賞勝利:
  • 17年きさらぎ賞(G3)

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サトノアーサー

1番人気のサトノアーサーは無念の2着


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