ベストウォーリアは5戦連続2着も4度目挑戦で初連対 圭太「頭が下がる」

●2月19日(日) 1回東京8日目11R 第34回フェブラリーS(G1)(ダ1600m)

4年連続フェブラリーSに挑戦のベストウォーリア(牡7、栗東・石坂厩舎)は2着。クビ差まで迫ったが、中央G1初タイトルにあと一歩届かなかった。

道中は中団にじっくりと待機。徐々にインに潜り込ませると、そこで脚を溜める作戦に。直線でスペースが開き、一旦は先頭に立ったように見えたが、そこから勝ち馬にまた盛り返された。

レースから引き上げてきた戸崎圭太騎手はパートナーをねぎらうように何度も馬体を愛撫すると「いい感じで追走できました。スムーズでしたし、最後は脚色が一緒になりましたが、直線も交わせそうなところまで伸びています。この相手でも堅実に走ってくれ、頭が下がりますよ」と振り返った。

勝ち星から見放されているが、昨年からの安定感はピカイチ。7歳になっても、その充実ぶりは光る。今後は放牧を挟んで、5月5日(祝・金)のかしわ記念(Jpn1)を目指す予定だ。