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【中山記念】ヌーヴォレコルト斎藤誠師「ここで恥ずかしい競馬をしているようでは」
2017/2/22(水)
22日、中山記念(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。
●前走、香港ヴァーズ4着のヌーヴォレコルト(牝6、美浦・斎藤誠厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.8-52.0-38.0-12.9秒をマークした。
「前走は良い状態でしたし勝つつもりで期待していましたが、道中弾かれてしまって位置取りが悪くなりました。それでも最後はよく追い込んでいますし、まだ衰えもなく馬が若いなと思いました。年齢を重ねた分以前よりスイッチの入りが遅くなってきた感じがしますけど、今回はいつもより1週早く帰厩させて乗り込んでいますし良い雰囲気です。今日は単走で気合いをつける形で、予定通りの稽古が出来ました。馬も競馬が近いのを分かっているようですし、自分で体を作れるのでちょうど良くなると思います。
年齢の分1800は忙しいかもしれませんし休み明けも影響するかもしれませんが、その辺りは注意して調整してきたので大丈夫だと思います。ここで恥ずかしい競馬をしているようでは引退の話も出てきてしまいますし、今後に向けて良い競馬をしてもらいたいと思っています」
●前走、アメリカJCC12着のクリールカイザー(牡8、美浦・相沢厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F53.0-37.8-24.6-12.1秒をマークした。
「前走は期待していましたが、道中に息が入らない厳しい形になりましたからね。あのような競馬になると仕方ありません。この中間は在厩調整で進めて、順調にきています。休み明けを叩いた分稽古でもラクに動けるようになっていますし、今日の追い切りも良い内容でした。リズム良く走らせてどこまでやれるかですね」
●前走、毎日王冠11着のマイネルミラノ(牡7、美浦・相沢厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F82.9-67.0-52.6-39.0-13.8秒をマークした。
「前走は自分の競馬は出来ていますが、最後は切れ味の差が出たかと思います。前走後は放牧に出しました。休ませたことで疲れが取れましたし、馬自身良くなっています。2週続けてビッシリやりましたが、時期的なものもあってまだ少し重い感じはします。ただ今日やったことでまた絞れてくるでしょうし、480キロ台で出走できるのではないかと思っています。今回も自分の競馬をしてどこまでやれるか、ですね」
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