重賞でも好走のモンドクラッセが逃げ切り勝ち…総武S

モンドクラッセ

2月25日(土)、2回中山1日目11Rで総武S(ダ1800m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の4番人気・モンドクラッセ(牡6、美浦・清水英厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:52.6(稍重)。

2着には半馬身差で3番人気・ピオネロ(牡6、栗東・松永幹厩舎)、3着にはハナ差で2番人気・センチュリオン(牡5、美浦・田村厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたバスタータイプ(牡5、栗東・佐藤正厩舎)は6着に敗れた。

モンドクラッセがスピードの違いを見せて楽々とハナに。バスタータイプが3番手を追走し、ピオネロとセンチュリオンは中団で脚を溜める。モンドクラッセが主導権を握ったまま、楽な手応えで直線へ。早めに仕掛けたピオネロ、それにメイショウスミトモが続き、大外からセンチュリオンが伸びてくる。最後は接戦となったがモンドクラッセが半馬身凌いだ。

勝ったモンドクラッセは、近親に14年ジャパンダートダービーを制したカゼノコがいる。16年には東海Sで2着、エルムSで3着など重賞でも差のない走りを見せていたように、オープン特別ですんなり逃げることができれば力が違った。

馬主は有限会社サンコウ牧場、生産者は新ひだか町のサンコウ牧場。馬名の意味由来は「世界の最高格付け(仏)」。

1着 モンドクラッセ(田辺騎手)
「丸山騎手がテンに出していってくれていたことで、馬が自分から先行してくれました。賢いのでムキになりませんし、ペースを自由自在に操れて良かったです。脚質的に目標にされますし他馬に早めに来られますが、それでも踏ん張るんですから大したものですね。直線の坂が合うタイプではありませんが、斤量を背負っても押し切ってくれたので良かったです」

2着 ピオネロ(戸崎圭騎手)
「モタモタする感じは見受けられますが、最後まで渋太く伸びてくれました」

3着 センチュリオン(伊藤騎手)
「良い枠を引けましたが、1コーナーで押し込められる形になってしまいました。最後は良い脚を使ってくれましたが、今日はスムーズな競馬が出来ませんでした」

4着 メイショウスミトモ(和田騎手)
「だいぶ復調してきましたね。流れが遅くて少しハミを噛んでいた分終い伸び切れませんでしたが、大外枠からよく走ってくれました」

5着 ディアデルレイ(木幡巧騎手)
「前に行きたかったですけど、ゲートで躓いてしまいました。砂を被ってフワッとするところはありましたが、直線ではハミを取って伸びてくれました。1800も問題ありません」

6着 バスタータイプ(内田博騎手)
「今日は体が増えて少し重い感じがありましたし、馬が苦しかったのか内にササッていました」

総武Sの結果・払戻金はコチラ⇒

  • モンドクラッセ
  • (牡6、美浦・清水英厩舎)
  • 父:アグネスデジタル
  • 母:クッキーキティ
  • 母父:ラグビーボール
  • 通算成績:22戦7勝

モンドクラッセ
モンドクラッセ

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