【中山牝馬S】ビッシュ中山コースで巻き返し「カッコ良いところを見せてほしい」

ビッシュ

8日、中山牝馬S(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、ジャパンC16着のビッシュ(牝4、美浦・鹿戸雄厩舎)は、戸崎圭太騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F65.5-51.0-38.2-13.7秒をマークした。

【鹿戸雄一調教師のコメント】
「今日の追い切りは、後ろから行って最後は外を回してキッチリ併せる形でやりました。予定より時計が速くなりましたが、久々であれくらいやれれば十分です。以前より少し大人にもなったと思いますし、キツい競馬を経験したことで勉強になったと思います。見た目には大きな変わりはありませんが、いつもと同じ雰囲気ですし順調にきていることが何よりです。続けて負けていますけど、中山コースは相性も良いですしカッコ良いところを見せてほしいですね」

前走、ニューイヤーS9着のウキヨノカゼ(牝7、美浦・菊沢厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F55.3-40.9-13.0秒をマークした。

【菊沢隆徳調教師のコメント】
「先週にしっかりやっているので、今日はこのくらいで十分です。暖かくなってきて体の動きが良くなっています。ハンデ55キロはあまり気にしていません。マイルでちょうど良いレースがあればそれを使いましたが、今回は牝馬限定戦の1800なのでここを選択しました。1800なら中団から競馬をしてもいいかもしれませんし、いつものように後ろから終いを生かす競馬になるかもしれません。その辺りはジョッキーの判断に任せます

ウキヨノカゼ

前走、愛知杯2着のサンソヴール(牝6、美浦・和田郎厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F86.1-70.4-55.2-40.5-13.6秒をマークした。

【和田正一郎調教師のコメント】
「今週の追い切りはまずまずの動きでした。この中間もカイバをしっかり食べていますし、だいぶ実が入ってきました。中山コースも良いと思います、ある程度前に行ってひと脚使う競馬が理想です。札幌で勝ったときのような競馬が出来れば、と思っています」

サンソヴール