2番手から抜け出したアダムバローズが皐月賞の優先出走権を獲得!…若葉S

アダムバローズ

3月18日(土)、1回阪神7日目11Rで若葉S(芝2000m)が行なわれ、池添謙一騎手騎乗の4番人気・アダムバローズ(牡3、栗東・角田厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:00.3(良)。

2着にはハナ差で2番人気・エクレアスパークル(牡3、栗東・中内田厩舎)、3着には2馬身差で1番人気・インヴィクタ(牡3、栗東・友道厩舎)が続いて入線した。

大外のシロニイが好スタート、タガノアシュラ、アダムバローズが出方をうかがう中、タガノアシュラはハナを取り切って向こう正面へ。アダムバローズ、シロニイと続き、その後ろにエクレアスパークル。インヴィクタは後方2番手から少しずつポジションを上げる。
直線に入ると一杯になったタガノアシュラを交わしてアダムバローズが先頭。エクレアスパークル、シロニイ、大外を伸びてきたインヴィクタが襲いかかり、最後はアダムバローズとエクレアスパークルが並んでゴールに入ったが、ハナ差アダムバローズが追撃を振り切って優勝。この上位2頭が4月16日に行われる皐月賞(G1)の優先出走権を獲得した。

勝ったアダムバローズは、若駒Sに続く2連勝で通算4勝目。若駒Sは5頭立てのシンガリ人気で、今回もメンバー唯一3勝の実績がありながら4番人気に甘んじたが、レースでは持ち味の粘り強さを遺憾なく発揮。池添騎手の巧みな手綱捌きで上位人気2頭を封じ込んだ。
馬主は猪熊広次氏、生産者は新ひだか町の服部健太郎氏。馬名の意味由来は「人名より+冠名」。

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  • アダムバローズ
  • (牡3、栗東・角田厩舎)
  • 父:ハーツクライ
  • 母:チャチャリーノ
  • 母父:Unbridled’s Song
  • 通算成績:7戦4勝

アダムバローズ
アダムバローズ

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