バーティバーティがソリタリーキングを封じる/ヒヤシンスS

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10年2月14日(日)、1回東京6日目9Rでヒヤシンスステークス(ダ1600m)が行なわれ、松岡 正海騎手騎乗の3番人気・バーディバーディが優勝。勝ちタイムは1:37.4(重)。

2着にはクビ差で1番人気・ソリタリーキング(牡3、栗東・石坂厩舎)、3着には5番人気・エアウルフ(牡3、栗東・角居厩舎)が続いて入線した。

レースは短距離を使ってきたタカノキングが勢いよくハナへ。それに続くように、バーディバーディ、ブルーソックスが好位。ソリタリーキングは後方3番手付近。直線入り口で各馬が押し上げると、楽な手応えでバーディバーディが抜け出す。 ソリタリーキングはエンジンのかかりが遅く、ラスト1F付近から伸びたが、最後はエアウルフとの競り合いを制すので精一杯。バーディバーディが力強く押し切った。

勝ったバーティバーティは昨年、11月にデビュー。デビュー戦こそ、芝のレースで敗退したが、続く2戦目をダートで快勝。 デビュー4戦目の前走は、新馬戦でソリタリーキングのクビ差に迫っていた実力馬・パルラメンターレを目標にしたレース運びで完勝していた。

同馬は近親にアメリカで重賞勝ちなど10勝したカントリーハイドウェイ。曽祖母のメイプルジンスキーはGⅠ2勝。 馬主は里見 美惠子、生産者は新ひだかの千代田牧場。馬名の意味由来は「バーディ(ゴルフ用語)」。

【レース後のコメント】
1着 バーディバーディ(松岡騎手)
「返し馬からすばらしい感触でしたし、想像どおりの強さ。スタートも二の脚も速く、折り合いもスムーズで、好位をリズム良く走れましたね。文句なしの内容です。この強いメンバーで勝てたわけですから、先々も期待できます。芝でもやれるでしょう」

2着 ソリタリーキング(武豊騎手)
「勝ちたかったですね。前2走が楽な競馬で、いきなり厳しい条件。ここまで走るんですから、やはり能力はあります。それでも、勝ちたかったですね」

3着 エアウルフ(ルメール騎手)
「スタート後に行きたがり、直線に向いたときは反応が一息。それなのに、ムチを入れたらよく伸びました。走る馬ですよ」

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バーディバーディ
(牡3、栗東・池江郎厩舎)
父:ブライアンズタイム
母:ホームスイートホーム
母父:Seeking the Gold
近親:カントリーハイドウェイ
通算成績:5戦3勝

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