【ドバイSC】英国のジャックホブスが快勝!サウンズオブアースは完敗6着

ジャックホブス

3月26日(日)、アラブ首長国連邦・ドバイのメイダン競馬場でドバイシーマクラシック(G1)(北半球産馬4歳上 南半球産馬3歳上 1着賞金:360万米ドル 芝2410m)が行われ、ウィリアム・ビュイック騎手の3番人気・ジャックホブス(牡5、英・J.ゴスデン厩舎)が快勝。勝ちタイムは2.32.39(稍重)。

日本からクリストフ・ルメール騎手とのコンビで臨んだサウンズオブアース(牡6、栗東・藤岡健厩舎)はブービー6着。2番人気のハイランドリール(牡5、愛・A.オブライエン厩舎)はしんがり7着だった。

2着には勝ち馬から2馬身1/4差で5番人気・セブンスヘブン(牝4、愛・A.オブライエン厩舎)、3着は1馬身3/4差で1番人気・ポストポンド(牡5、英・J.ゴスデン厩舎)が続いて入線した。

7頭立てで必然的に一団の競馬に。ハナを切ったのはハイランドリール。2番手にポストポンドがつけ、ジャックホブス、サウンズオブアースらも続く。馬場が悪化した内を避けるように、馬群は内ラチから離れてレースが進むと、最終コーナーへ。早々と鞭が入ったのはサウンズオブアースで徐々に脱落。3番手で脚を溜めていたジャックホブスは余裕綽々にスパートをかけると、一気にライバルを突き放した。

勝ったジャックホブスは昨年こそ、骨折で休養を余儀なくされていたが、前走2016年10月の英チャンピオンSでは(後の凱旋門賞馬)ファウンドに次ぐ3着。約5ヶ月ぶりの実戦も、その前走も半年ぶりで好走していたように、休み明けを苦にしなかった。馬主はGodolphin & Partners、生産者はイギリスのMinster Stud。

【C.ルメール騎手のコメント】
「スタートはすごく良かったです。馬場が柔らかすぎました。このくらいの馬場では走ったことがないと思います。頑張ってくれましたが、最後は疲れてしまいました」

【藤岡健一調教師のコメント】
「流れは悪くなかったですが、馬場の影響なのか、いつもの伸びがありませんでした。送り出すまでのコンディションは良かったのですけどね」

  • ジャックホブス
  • (牡5、英・J.ゴスデン厩舎)
  • 父:Halling
  • 母:Swain's Gold
  • 母父:Swain
  • 通算成績:10戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 17年ドバイSC(G1)
  • 15年愛ダービー(G1)
  • 15年セプテンバーS(G3)

ジャックホブス
サウンズオブアース

またしても、待望の3勝目 悲願のG1制覇はおあずけになったサウンズオブアース

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