【阪神牝馬S】これが女王の脚 ミッキークイーンが秋華賞以来となる復活V!

ミッキークイーン

4月8日(土)、2回阪神5日目11Rで第60回阪神牝馬S(G2)(芝1600m)が行なわれ、浜中俊騎手騎乗の1番人気・ミッキークイーン(牝5、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.3(重)。

2着には1馬身3/4差で3番人気・アドマイヤリード(牝4、栗東・須貝尚厩舎)、3着にはクビ差で4番人気・ジュールポレール(牝4、栗東・西園厩舎)が続いて入線した。

クロコスミアが好スタートから先手をうかがうが、掛かり気味にクイーンズリングがハナに立つ意外な展開。人気のミッキークイーンは行きたがる馬が多い中、しっかりと折り合って中団に付ける。アドマイヤリードは後方3番手のインからコーナーワークでポジションを上げる。
道中、ハナを奪い返したクロコスミアが直線で後続を突き放して粘り込みを図るが、残り200mで一杯。代わってジュールポレール、アドマイヤリード、更にミッキークイーンが脚を伸ばして3頭の争い。最後は馬場の真ん中を通ったミッキークイーンが2頭をねじ伏せるようにゴールへ入った。

勝ったミッキークイーンは、一昨年の秋華賞以来となる勝利で重賞3勝目。昨年はこのレース2着のあと、ヴィクトリアM2着、エリザベス女王杯3着、有馬記念5着など大舞台で接戦を繰り広げながら勝ち星はなく、消化不良のシーズンとなったが、今年初戦となったここはミッキークイーンらしい豪快な末脚で他馬を圧倒。2冠牝馬が完全復活を高らかにアピールした。
馬主は野田みづき氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+女王」。

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  • ミッキークイーン
  • (牝5、栗東・池江寿厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:ミュージカルウェイ
  • 母父:Gold Away
  • 通算成績:13戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 17年阪神牝馬S(G2)
  • 15年秋華賞(G1)
  • 15年優駿牝馬(G1)

ミッキークイーン
ミッキークイーン

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