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3歳500万下など/平林雅芳の3歳戦(2/14)
2010/2/16(火)
日曜京都1R
3歳未勝利
ダ1800m
勝ちタイム1.56.9
勝ち馬:タガノザイオン(牡3、栗東・小原厩舎)
好位の4番手、内ラチ沿いで前半を過ごしたタガノザイオン。ややもすれば、行きたがる程に遅い流れ。でも直線入り口で前の馬に並んでもまだ追わなかった。残り1ハロンを過ぎてからユックリと追い出しての快勝。
ダートに替わってからクビ差負けからこの勝利と、キッチリと答えを出した。
やや先頭が入れ代わりはしたが、流れ自体はユッタリとしたもの。1000メートル通過が1.05.6とスローな流れだ。
タガノザイオンの岩田Jは、かなり突っ立ったフォームで行きたがるのを抑えていた。
それでも4コーナーを廻る時には、先行馬の外へ並ぶ位置取り。だが鞍上はまだ仕掛けもしなかった。
1ハロンを過ぎるまでじっとしていて、先頭に踊り出たと思ったら、内ラチへ寄せてのゴーサインだ。
2着には、スタートでややアオリ気味となり、道中は後方の位置取りとなっていたトウカイキアーロがいい脚で突っ込んで来ていたが、危なげない内容でタガノザイオンが押し切った。
外からプリサイスドリームが、直線では一旦2番手に上がったシーンもあった様子だが、トウカイキアーロの脚色が良すぎた感じだった。
勝ち時計の1.56.9はちょっと物足りないが、流れがユッタリだけに仕方ないものだろう。
それより、鞍上の意のままになるのがいい。こう言ったタイプは上でも通用すると思える。
日曜京都2R
3歳未勝利
ダ1200m
勝ちタイム1.13.5
勝ち馬:サダムトウコン(牡3、栗東・川村厩舎)
勝つのが遅いぐらいだったサダムトウコン。阪神戦で連闘で2着を挙げたあたりでは、直ぐにと思えたほどだった。前走あたりは相手が悪かったもの。今日は最後のひと伸びで待望の勝利をあげた・・。
スタートはリビングプルーフの方が速かったが、内からタイセイグリッターが出て行き先手を取った。
2番手が、大外枠のビップレジェンドが外、中ではリビングプルーフが追走の形だ。
結局、3コーナーから4コーナーへと1馬身ぐらいの差で、終始先頭のタイセイグリッターは、直線入り口で外へリビングプルーフが並んできても、まだ手応えは余裕十分。
追いすがるリビングプルーフを従えて、残り1ハロンを過ぎてもまだ抜かさない感じでゴールを目指した。
何とか堪えたと思った時にサダムトウコンが迫ってきて交わしてのゴールとなった。
前半3ハロンが35.7はコンディションがいいだけに、そう速いとも思えないペース。十分に息が入る逃げとなった。
道中、中団で脚を貯める形となったサダムトウコンの伸び脚には屈したが、よく持ち味は出したタイセイグリッター。
道中それを追走しながら手応えで優っていたリビングプルーフは、逆にゴール前で脚が止まったか4着。
代わって3着に来ていたのが、アイアンラチェット。
4コーナー入り口でサダムトウコンの後ろ。相手がスイっと伸びていたのに、少しジリっとした脚だった。もう少し付いて行ける様になるといいのだが・・。
サダムトウコンは今日で10戦目。でもレースを積むたびに学ぶものがあるようなレース振り。決して使い過ぎの印象は持てない。長い下積みを経て、これから昇級してからが本領発揮かも・・・。
日曜京都3R
3歳新馬・牝
ダ1800m
勝ちタイム1.56.5
勝ち馬:ダノンプリマドンナ(牝3、栗東・大久保龍厩舎)
圧倒的人気のダノンプリマドンナが、終始楽な手応えで、好位3番手から直線入り口では先頭に立ち、ワンダースキーとの叩き合いを凌いで勝ち上がった。1ハロン近くにもわたるデッドヒートを制したように、追われてから渋い印象も受けた。
直線入り口では、先頭グループ4頭が並んだ。
逃げたメイショウマナが一番内で、ダノンプリマドンナがその外、さらにその外へワンダースキーが追い上げてきて並び、最外にラガーチェイスが上がってきて横一線となった。
しかし、その中からダノンプリマドンナととワンダースキーの2頭が馬体を並べて前に出て、ビッシリと追い合いをして後続馬を離して行った。
まったく互角でどちらが勝つのかと固唾を飲む戦いも、やがてジワッとダノンプリマドンナが内から伸びて決着をつけた。
最後は半馬身差もあったのではなかろうか。
離れた3着には、トップバゴチャンがラガーチェイスとの追い合いを制して上がっていた。
終始前の馬を楽に追走していたダノンプリマドンナ。
並んでの勝負根性も抜群で、ひるまないのが凄い。
この大久保龍厩舎も、3歳馬が良く勝ち上がっている。なかなかの3歳馬が揃っているものだろう。
日曜京都5R
3歳未勝利・牝
芝1600m
勝ちタイム1.35.7
勝ち馬:ショウリュウムーン(牝3、栗東・佐々木晶厩舎)
直線での切れが凄かったショウリュウムーン。
レースは少し開いていたが、切れはむしろ増した感じで、先に仕掛けた直線半ばだったが、ゴールではもう押さえ気味な程の勢いだった・・・。
外からルナーコロナが逃げたが、これまたスローな逃げ。前半の1000メートルを1.00.4である。
2番手、3番手に、トロワリヴィエールにブルームウインドが続くが、そんなスローな流れがさらに続き4コーナーまで来た。
3番手の外めでいい感じで進めていたショウリュウムーンが、直線に向くや一気にスパート。
鞍上の小牧Jのムチに呼応したショウリュウムーンが、内で粘るルナーコロナを交わしたのが残り50メートル地点。
先頭に立ったショウリュウムーンはもうステッキも使わずで、流し気味のゴール。鞍上の小牧Jは、腰を上げていた。
粘るルナーコロナの外を、タガノサムアップが追い上げてきた。
直線半ばで進路を外へ出そうとしたのだが出せず、内へ切り替えて進路を確保してからの追い出しとなった分で、勝ち馬を脅かせなかった。でも直ぐにでも勝機が来るだろう内容だった。
3着にラフェクレール。これもショウリュウムーンの直ぐ後ろぐらいに4コーナーでは位置していたのだが、ちょっと一瞬のうちに差が開いていた。でも、ゴール前はいい脚で、あとひと押しで勝利は近いはずだ。
ショウリュウムーンは、最後の2ハロンが、11.7~11.7を早めに出て行き、最後は抑え気味なぐらいの勝ち方。
ひと息入っていてのこのパフォーマンスだから、今後が楽しみな内容。
次走は、どこか桜のトライアル戦だろうが、ちょっと様子を見てみたい馬かと思える・・。
日曜京都6R
3歳500万下
ダ1200m
勝ちタイム1.12.8
勝ち馬:スイートエスケープ(牝3、栗東・安田隆厩舎)
スタートしてしばらくしても、どの馬が先頭に踊り出るのかが判らない程に、4、5頭が並ぶ激しい先行争い。
その中で、一番内のファイティングピサが出て行ったが、楽には行かせてくれなかった。
当然に流れは速く、先行馬には息の入らない流れとなった。
そんな中から、直線で抜け出したのはスイートエスケープ。
しっかりとした足取りで、最後は後続に2馬身ぐらいの差をつけての勝利だった・・。
前半3ハロンが35.1で、1000メートル通過が1.00.2であるから、数字上ではそんなに凄い流れには見えない。
しかし実際の流れでは、6、7頭が先を急いでいる感じで、いわゆる息の入らない流れとなった。
あまり速くなかったゲートの出だったファイティングピサが、内から出していった。
それを外で好発のクールジャズが受けて立ち、中に数頭がひしめく流れとなった。
その激しい先行争いの一番最後に位置していたのが、スイートエスケープ。先行集団のドンジリだ。
そこから2馬身ぐらい後ろを、ランドタカラが追走。
直線で先行争いから抜け出したベストバウトの外にスイートエスケープ、そしてランドタカラと襲いかかり、交わして行ってのゴール。
3着にも、大外からエターナルロブロイが強襲して、ベストバウトを交わしていた。
スイートエスケープは、デビュー戦が小倉のダート1000メートル戦で2着。
その時以来のダート戦であったが、脚色はしっかりしたものであり快勝だった。
4コーナーも、ゆっくりとそんなに大きく外を廻らずに出してきた。
安心できる内容であり、芝も悪くはないが、ダートはより確実に走れる馬だろう。
ランドタカラは、『未勝利を1200戦で勝った様に短い方がいい』と武豊Jのコメントだったが、昇級してもキッチリとその通りの答えを出した・・。
それにしても、ファイティングピサの結果はどうした事だろうか・・。
3歳未勝利
ダ1800m
勝ちタイム1.56.9
勝ち馬:タガノザイオン(牡3、栗東・小原厩舎)
好位の4番手、内ラチ沿いで前半を過ごしたタガノザイオン。ややもすれば、行きたがる程に遅い流れ。でも直線入り口で前の馬に並んでもまだ追わなかった。残り1ハロンを過ぎてからユックリと追い出しての快勝。
ダートに替わってからクビ差負けからこの勝利と、キッチリと答えを出した。
やや先頭が入れ代わりはしたが、流れ自体はユッタリとしたもの。1000メートル通過が1.05.6とスローな流れだ。
タガノザイオンの岩田Jは、かなり突っ立ったフォームで行きたがるのを抑えていた。
それでも4コーナーを廻る時には、先行馬の外へ並ぶ位置取り。だが鞍上はまだ仕掛けもしなかった。
1ハロンを過ぎるまでじっとしていて、先頭に踊り出たと思ったら、内ラチへ寄せてのゴーサインだ。
2着には、スタートでややアオリ気味となり、道中は後方の位置取りとなっていたトウカイキアーロがいい脚で突っ込んで来ていたが、危なげない内容でタガノザイオンが押し切った。
外からプリサイスドリームが、直線では一旦2番手に上がったシーンもあった様子だが、トウカイキアーロの脚色が良すぎた感じだった。
勝ち時計の1.56.9はちょっと物足りないが、流れがユッタリだけに仕方ないものだろう。
それより、鞍上の意のままになるのがいい。こう言ったタイプは上でも通用すると思える。
日曜京都2R
3歳未勝利
ダ1200m
勝ちタイム1.13.5
勝ち馬:サダムトウコン(牡3、栗東・川村厩舎)
勝つのが遅いぐらいだったサダムトウコン。阪神戦で連闘で2着を挙げたあたりでは、直ぐにと思えたほどだった。前走あたりは相手が悪かったもの。今日は最後のひと伸びで待望の勝利をあげた・・。
スタートはリビングプルーフの方が速かったが、内からタイセイグリッターが出て行き先手を取った。
2番手が、大外枠のビップレジェンドが外、中ではリビングプルーフが追走の形だ。
結局、3コーナーから4コーナーへと1馬身ぐらいの差で、終始先頭のタイセイグリッターは、直線入り口で外へリビングプルーフが並んできても、まだ手応えは余裕十分。
追いすがるリビングプルーフを従えて、残り1ハロンを過ぎてもまだ抜かさない感じでゴールを目指した。
何とか堪えたと思った時にサダムトウコンが迫ってきて交わしてのゴールとなった。
前半3ハロンが35.7はコンディションがいいだけに、そう速いとも思えないペース。十分に息が入る逃げとなった。
道中、中団で脚を貯める形となったサダムトウコンの伸び脚には屈したが、よく持ち味は出したタイセイグリッター。
道中それを追走しながら手応えで優っていたリビングプルーフは、逆にゴール前で脚が止まったか4着。
代わって3着に来ていたのが、アイアンラチェット。
4コーナー入り口でサダムトウコンの後ろ。相手がスイっと伸びていたのに、少しジリっとした脚だった。もう少し付いて行ける様になるといいのだが・・。
サダムトウコンは今日で10戦目。でもレースを積むたびに学ぶものがあるようなレース振り。決して使い過ぎの印象は持てない。長い下積みを経て、これから昇級してからが本領発揮かも・・・。
日曜京都3R
3歳新馬・牝
ダ1800m
勝ちタイム1.56.5
勝ち馬:ダノンプリマドンナ(牝3、栗東・大久保龍厩舎)
圧倒的人気のダノンプリマドンナが、終始楽な手応えで、好位3番手から直線入り口では先頭に立ち、ワンダースキーとの叩き合いを凌いで勝ち上がった。1ハロン近くにもわたるデッドヒートを制したように、追われてから渋い印象も受けた。
直線入り口では、先頭グループ4頭が並んだ。
逃げたメイショウマナが一番内で、ダノンプリマドンナがその外、さらにその外へワンダースキーが追い上げてきて並び、最外にラガーチェイスが上がってきて横一線となった。
しかし、その中からダノンプリマドンナととワンダースキーの2頭が馬体を並べて前に出て、ビッシリと追い合いをして後続馬を離して行った。
まったく互角でどちらが勝つのかと固唾を飲む戦いも、やがてジワッとダノンプリマドンナが内から伸びて決着をつけた。
最後は半馬身差もあったのではなかろうか。
離れた3着には、トップバゴチャンがラガーチェイスとの追い合いを制して上がっていた。
終始前の馬を楽に追走していたダノンプリマドンナ。
並んでの勝負根性も抜群で、ひるまないのが凄い。
この大久保龍厩舎も、3歳馬が良く勝ち上がっている。なかなかの3歳馬が揃っているものだろう。
日曜京都5R
3歳未勝利・牝
芝1600m
勝ちタイム1.35.7
勝ち馬:ショウリュウムーン(牝3、栗東・佐々木晶厩舎)
直線での切れが凄かったショウリュウムーン。
レースは少し開いていたが、切れはむしろ増した感じで、先に仕掛けた直線半ばだったが、ゴールではもう押さえ気味な程の勢いだった・・・。
外からルナーコロナが逃げたが、これまたスローな逃げ。前半の1000メートルを1.00.4である。
2番手、3番手に、トロワリヴィエールにブルームウインドが続くが、そんなスローな流れがさらに続き4コーナーまで来た。
3番手の外めでいい感じで進めていたショウリュウムーンが、直線に向くや一気にスパート。
鞍上の小牧Jのムチに呼応したショウリュウムーンが、内で粘るルナーコロナを交わしたのが残り50メートル地点。
先頭に立ったショウリュウムーンはもうステッキも使わずで、流し気味のゴール。鞍上の小牧Jは、腰を上げていた。
粘るルナーコロナの外を、タガノサムアップが追い上げてきた。
直線半ばで進路を外へ出そうとしたのだが出せず、内へ切り替えて進路を確保してからの追い出しとなった分で、勝ち馬を脅かせなかった。でも直ぐにでも勝機が来るだろう内容だった。
3着にラフェクレール。これもショウリュウムーンの直ぐ後ろぐらいに4コーナーでは位置していたのだが、ちょっと一瞬のうちに差が開いていた。でも、ゴール前はいい脚で、あとひと押しで勝利は近いはずだ。
ショウリュウムーンは、最後の2ハロンが、11.7~11.7を早めに出て行き、最後は抑え気味なぐらいの勝ち方。
ひと息入っていてのこのパフォーマンスだから、今後が楽しみな内容。
次走は、どこか桜のトライアル戦だろうが、ちょっと様子を見てみたい馬かと思える・・。
日曜京都6R
3歳500万下
ダ1200m
勝ちタイム1.12.8
勝ち馬:スイートエスケープ(牝3、栗東・安田隆厩舎)
スタートしてしばらくしても、どの馬が先頭に踊り出るのかが判らない程に、4、5頭が並ぶ激しい先行争い。
その中で、一番内のファイティングピサが出て行ったが、楽には行かせてくれなかった。
当然に流れは速く、先行馬には息の入らない流れとなった。
そんな中から、直線で抜け出したのはスイートエスケープ。
しっかりとした足取りで、最後は後続に2馬身ぐらいの差をつけての勝利だった・・。
前半3ハロンが35.1で、1000メートル通過が1.00.2であるから、数字上ではそんなに凄い流れには見えない。
しかし実際の流れでは、6、7頭が先を急いでいる感じで、いわゆる息の入らない流れとなった。
あまり速くなかったゲートの出だったファイティングピサが、内から出していった。
それを外で好発のクールジャズが受けて立ち、中に数頭がひしめく流れとなった。
その激しい先行争いの一番最後に位置していたのが、スイートエスケープ。先行集団のドンジリだ。
そこから2馬身ぐらい後ろを、ランドタカラが追走。
直線で先行争いから抜け出したベストバウトの外にスイートエスケープ、そしてランドタカラと襲いかかり、交わして行ってのゴール。
3着にも、大外からエターナルロブロイが強襲して、ベストバウトを交わしていた。
スイートエスケープは、デビュー戦が小倉のダート1000メートル戦で2着。
その時以来のダート戦であったが、脚色はしっかりしたものであり快勝だった。
4コーナーも、ゆっくりとそんなに大きく外を廻らずに出してきた。
安心できる内容であり、芝も悪くはないが、ダートはより確実に走れる馬だろう。
ランドタカラは、『未勝利を1200戦で勝った様に短い方がいい』と武豊Jのコメントだったが、昇級してもキッチリとその通りの答えを出した・・。
それにしても、ファイティングピサの結果はどうした事だろうか・・。
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