【天皇賞(春)】155回目を迎える伝統の一戦。見どころはココ!

天皇賞・春

連覇で5つ目のG1タイトルを狙うキタサンブラック

4月30日(日)、京都競馬場で行われる第155回 天皇賞(春)(G1)(4歳上 国際 指定 定量 芝3200m)の特別登録馬19頭が発表された。

秋の凱旋門賞挑戦を視野に入れる2頭が155回目を迎える伝統の一戦で再び相まみえる。まずは昨年の覇者で年度代表馬に輝いたキタサンブラック(牡5、栗東・清水久厩舎)。今年初戦の大阪杯も持ち味の安定したレース運びで快勝。4つ目のG1タイトルを手に入れた。京都コースは2つのG1を含めて3戦3勝。ここも正攻法で他馬をねじ伏せる。

年度代表馬の座は逃したものの、サトノダイヤモンド(牡4、栗東・池江寿厩舎)は有馬記念でキタサンブラックを撃破。今年初戦となった阪神大賞典も着差以上の強さで快勝し、万全の態勢で春の盾を獲りに来た。この馬も長丁場の菊花賞を含め京都コースは3戦3勝。再度キタサンブラックを破って国内最強を誇示したい。

2頭の牙城を崩すのは果たしてどの馬か? 一昨年の有馬記念を勝ったゴールドアクター(牡6、美浦・中川厩舎)は昨年のこのレースで1番人気に支持されながら12着と敗退。近3走はあとひと押しのレースが続いているが、今回は鞍上に横山典弘騎手を迎え、リベンジ成るかが注目される。

日経賞を勝ったシャケトラ(牡4、栗東・角居厩舎)はキャリアがわずか6戦、底を見せていない新興勢力。デビュー時から「大物」と高い評価を受けてきた期待馬がいよいよ初のG1挑戦で、一気に突き抜けてもおかしくないポテンシャルを秘めている。

長丁場で安定した走りを見せるシュヴァルグラン(牡5、栗東・友道厩舎)、アルバート(牡6、美浦・堀厩舎)、レインボーライン(牡4、栗東・浅見厩舎)、クラシックホースのディーマジェスティ(牡4、美浦・二ノ宮厩舎)、ワンアンドオンリー(牡6、栗東・橋口慎厩舎)の復活にも期待がかかるところだ。登録馬は以下のとおり。

  • 【優先出走馬】
  • サトノダイヤモンド 58 C.ルメール
  • シャケトラ 58 田辺

  • 【収得賞金順】
  • キタサンブラック 58 武豊
  • ゴールドアクター 58 横山典
  • アルバート 58 川田
  • ディーマジェスティ 58 蛯名
  • シュヴァルグラン 58 福永

  • レインボーライン 58 M.デムーロ
  • ワンアンドオンリー 58 和田竜
  • ファタモルガーナ 58 浜中
  • タマモベストプレイ 58 吉田隼
  • アドマイヤデウス 58 岩田

  • ヤマカツライデン 58 松山
  • トーセンバジル 58 四位
  • スピリッツミノル 58 幸
  • ラブラドライト 58 酒井学
  • プロレタリアト 56 杉原

  • 【以下、出走回避】
  • カレンミロティック 58 ○○
  • トウシンモンステラ 58 ○○

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

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