【フローラS】運命を分ける抽選アドマイヤローザ「オークス向きと思っていた」

19日、フローラS(G2)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

2着だったエルフィンS以来、約2ヶ月半ぶりの実戦となるアドマイヤローザ(牝3、栗東・梅田智厩舎)は、柴田未崎騎手(レースでは岩田康誠騎手)を背に重馬場の坂路で4F55.0-39.6-26.2-13.3秒をマークした。

梅田智之調教師は「チューリップ賞を目標に進めていたが、1週前に外傷。放牧へ出してここを目標に切り替えてきました」と、臨戦過程を説明。そうなると気になるのが状態面だが、「外傷の影響を心配していましたが、先週、今週の動きをみると大丈夫そうだね」とのことで一安心。

ただ、収得賞金400万円組の登録が多く、想定段階で13/17の抽選を余儀なくされる状況だ。「もともと桜花賞よりオークス向きと思っていたし、まずは抽選を突破して、本番への切符をとりたい」と、まずは出走に辿り着けるかがカギとなる。師の口ぶりからすると、出走さえ叶えば大本番を含めてチャンスありという目論見なのだろう。