トピックスTopics
【天皇賞(春)】1週前 ディーマジェスティ復権なるか「何とか目覚めてほしい」
2017/4/20(木)

19日、天皇賞(春)(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。
前走、日経賞6着のディーマジェスティ(牡4、美浦・二ノ宮厩舎)は、蛯名正義騎手を背に南Wコースを単走で追われて6F79.9-65.1-51.1-37.5-12.5秒をマーク。「素軽さが出てきてる」という言葉通り、スムーズな脚の運びが目に付いた。
古馬相手の近2走は不完全燃焼に終わっているが、皐月賞では衝撃的な末脚でサトノダイヤモンド、マカヒキらを撃破。素材は強い4歳世代でも間違いなくトップクラスだ。「何とか目覚めてほしい」という願いが叶った時、栄光の天皇盾を手にしているのはこの馬かもしれない。
追い切り後、蛯名正義騎手の一問一答は以下の通り。
●強力世代の皐月賞馬
-:前走を振り返っていただけますか?
蛯名正義騎手:シャケトラが馬なりで上がっていっているのに対して、こちらは追ってもついていけませんでしたし本当ならそんなわけはないと思います。どこかが良くないということではありませんし、何かちょっとしたことでこうなっているのかと思います。力を出し切って負けているわけではありません。体が絞れてスッキリしてくるともうひとつ上があるかという感じがしますし、近走でモコモコした感じがあったのはその辺りの影響もあったかと思います。
-:1週前追い切りの感触を教えてください。
蛯:今日の1週前追い切りもまだラスト100メートルくらいのところで重さは感じましたが、前走のときよりも素軽さが出てきてると思います。暖かくなってきましたし、絞れやすくなっていますからね。腹回りがスキッと見えて、長距離用の体になってきてくれればと思っています。
-:今後の調整予定とレースへの見通しをお願いします。
蛯:来週はゴールデンウィークもあるので、調教のタイミングを厩舎サイドが考えていくと思います。来週も乗る予定です。ダービー以降ずっとピリピリした感じがあって、セントライト記念は勝つには勝ちましたが、もっとラクに勝ってほしかったというのはありました。次に良くなればと思っていましたが、大きく変わってきませんでしたし結果も出ませんでした。ダービー以降から続いているピリピリした感じが今回は抜けてきたと思いますし、能力はあるので何とか目覚めてほしいですね。

サトノダイヤモンド、マカヒキを撃破した皐月賞
完全復活が待たれる
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/5/15(木) 今週は新潟で騎乗します【柴田大知コラム】
- 2025/5/14(水) 【京都ハイジャンプ】走るたびに成長を見せるアンクルブラックが重賞へ初挑戦!
- 2025/5/16(金) 【ヴィクトリアマイル】究極の二択!「アスコリピチェーノvsステレンボッシュ」プロの視点(PR)
- 2025/5/14(水) 【エンプレス杯】今日も松山騎手!好調の鞍上に導かれテンカジョウが重賞連勝!
- 2025/5/14(水) 【日本ダービー】武豊騎手はサトノシャイニングに騎乗予定!出走予定馬及び想定騎手一覧
- 2025/5/15(木) 【ヴィクトリアマイル】重賞最強データ!春のマイル女王に導くのは人か血筋か!?
- 2025/5/14(水) 【ヴィクトリアマイル】勢い十分!アドマイヤマツリが師も驚く成長力でG1Vへ
- 2025/5/11(日) 【NHKマイルC】産駒初G1もこの馬!パンジャタワーが3歳マイル王者に輝く!