【ユニコーンS】連勝中アンティノウス「折り合って運べれば問題ない」

アンティノウス

14日、ユニコーンS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、3歳500万下(4/29・東京・ダ1600)1着のアンティノウス(牡3、美浦・国枝厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.4-52.5-38.6-13.1秒をマークした。

【国枝栄調教師のコメント】
「元々体の大きな馬ですが、休みを挟んで今年になってまた増えました。乗り込んだ上での馬体増ですし、だいぶ筋肉が付きましたね。状態は前走から変わりなくきています。最終追い切りは前の馬に併せて終いだけ、という内容でした。併せた相手がプロディガルサンだったので見劣る感じもあったと思いますが、この馬自身は良い動きを見せていました。3走前はかかってしまいましたが、今回は府中の1600ですし折り合って運べれば問題ないと思っています。重賞でもやってほしいな、という感じです」

前走、兵庫CS5着のシゲルコング(牡3、美浦・松永康厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F52.8-38.5-12.9秒をマークした。

【松永康利調教師のコメント】
「前走も前に行きたかったですけど、スタートで出遅れましたし小回りコースで行けませんでした。それでも終いは伸びて5着だったので、悲観はしていません。稽古は先週日曜にやっていますし今週は調整程度でしたが、シャープな動きを見せてくれたので満足しています。ここのところは出遅れて砂を被ってイヤがって後ろからの競馬になっていますし、この中間はゲートの中の駐立など精神的な部分に気を付けて調整してきました。先々週、先週と木幡巧也騎手に乗ってもらって感触を掴んでもらっていますし、練習してきた成果でゲートを出てくれればと思っています。東京コースは条件が合っていますし、距離もマイルまでは良いかと思っています。ゲートを出れば二の脚は速いですし、あとは若いジョッキーに一生懸命乗ってもらえればと思います」

前走、3歳500万下(5/7・東京・ダ1600)1着のトラネコ(牡3、美浦・堀井厩舎)は、助手を背に南Dコースで追われ、5F67.3-52.5-39.2-13.4秒をマークした。

【堀井雅広調教師のコメント】
「前走はジョッキーのファインプレーでしたね。上がりの時計も速かったですし、良い勝ち方でした。今週の追い切りの動きも良かったですし、順調にきています。今回も上手く流れが向いてくれれば、と思っています。何とか抽選を突破してもらいたいです」