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【宝塚記念】ミッキークイーン浜中「この馬のリズムを1番に考えて乗りたい」
2017/6/21(水)
21日、宝塚記念(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。
●前走、ヴィクトリアM7着のミッキークイーン(牝5、栗東・池江寿厩舎)は、浜中俊騎手が跨がってCWコースでの半マイル追い。ビートフォーセール(3歳未勝利)の内を馬なりで追走。終いサッとゴーサインを出すと鋭い脚でクビ差先着。タイムは4F54.7-40.0-12.1秒を計時した。
騎乗した浜中騎手は「けさは半マイルから反応を確かめる程度で。馬の気持ちを邪魔しないような感じでやりました。相変わらず動きますね。前走は珍しく手前を変えてばかりで、追って沈むところもなかった。敗因が分からない負け方をしたのは初めてでした。この中間はカイバをしっかりと食べてくれてるようで、負荷もかけて調教ができています。強い馬の近くにつけるのがセオリーになるでしょうが、この馬のリズムを1番に考えて乗りたい」とコメント。女王の反撃が期待される。
●前走、大阪杯7着のミッキーロケット(牡4、栗東・音無厩舎)は、3週連続で和田竜二騎手が騎乗して坂路へ。終いは一杯に追われると、水分を含んだ力の要る馬場も物ともせず、古馬オープンのアルティマブラッドを0.3秒従えてゴール。4F52.9-38.3-25.5-13.2秒のタイムで登坂した。
「馬場が重たかったし、馬体もまだ余裕があった。それでもやれば動きますね。モタれる面は相変わらずでしたが、状態としたら悪くない。変わりませんよ。レースに行ってのテンションやゲートなど課題もあるけど、ゲートに関しては色々と考えてくれてるみたい。力のいる馬場もこなしますしね。潜在能力は高い馬だし、何とか上位との差を詰めていきたい」と和田竜騎手は前向きなコメント。スタートを決めて自分のリズムで走ることができれば、ここでも上位争い出来る力を秘めている。
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