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【宝塚記念】サトノクラウン堀師「今年の方が去年より元気に向かえる」
2017/6/22(木)

21日、宝塚記念(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。
前走、大阪杯6着のサトノクラウン(牡5、美浦・堀厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.1-55.0-40.2-13.1秒をマークした。
「前走の敗因は、最終追い切りの直後から翌日を含めて非常に良い状態でしたが、結果的には追い切りがピークという感じになってしまったことかと思います。輸送に時間がかかった誤算もありましたが、レース当日はパドックや返し馬でも覇気がありませんでしたし、非常に残念な結果でした。依然として難しいところがあるな、と思いました。レース前の状態も含めて体調が落ちていましたし、レース後はノーザンファームしがらきに一旦放牧に出して立て直しをはかりました。
牧場で軽めの調整で体調を戻して、トレセンには約1ヶ月前に戻ってきました。体調が戻らなければ予定を後倒しにすることも考えていましたが、牧場の判断では、完調とはいかないまでもギリギリ戻ったということでしたし、トレセンにきてからも休まずに調整できています。なかなか思うようにいかないところも多々ありましたが、回復してきているという印象です。暑い時期は動きがかったるくなって馬の気持ちも乗らなくなってしまうので、フィジカル的にはあまり動かしたくはありませんが、気持ちは乗せていきたいですしその辺りの調整は難しいです。
今日の追い切りは最初は良かったですけど、終いは気が抜けるところもありました。暑い時期なので馬がフレッシュなのは良いですが、馬が気を抜いた分をどうやって補うかですね。フィジカルとメンタルが走るかどうかのカギになりますし、その辺りを整えていきたいです。今の関東は過ごしやすい日が続いていることが幸いですが、関西は暑いのではないかと思いますし、輸送も含めて対策をしていきたいと思っています。去年は香港遠征の後でフレッシュさに欠けましたし、暑さもありましたからね。今年の方が去年より元気に向かえると思います。
コース適性うんぬんよりも、馬場状態やペース、流れなどの細かい要素が結果を左右すると思います。ジョッキーの話では、2400くらいの方がこの馬のリズムとしては乗りやすいということでしたが、工夫は必要ですけどフィジカルとメンタルが整えば2000でも対応できると思っています。この馬の成績にムラがあるところからも、他馬がどうこうというより自分との戦いの方が大きいですね。個人的には、良い状態でレースに臨めれば強い相手を負かすことも出来るのではないか、と思っています」

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