新種牡馬ヘニーヒューズ産駒2勝目!オーヴァーライトが人気に応える快勝!…福島新馬

オーヴァーライト

7月1日(土)、2回福島1日目6Rで2歳新馬(ダ1150m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の1番人気・オーヴァーライト(牡2、美浦・手塚厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:11.4(良)。

2着には3馬身差で10番人気・パリモンマルトル(牝2、美浦・小野次厩舎)、3着には1馬身3/4差で5番人気・シスル(牝2、美浦・新開厩舎)が続いて入線した。

バラついたスタートの中、パリモンマルトルが好ダッシュでハナへ。シスル、クラウンエンジニアらが続き、オーヴァーライトは好位の内で先行する各馬を見ながら運ぶ。逃げ切りを狙うパリモンマルトルのすぐ外からオーヴァーライトが交わして2着に3馬身差の完勝。3着争いは強気に動いたクラウンエンジニアが甘くなったところを内からシスルが盛り返してみせた。

勝ったオーヴァーライトは新種牡馬ヘニーヒューズの初年度産駒。同産駒は6月18日(日)東京芝1400mで勝利を挙げた同厩舎のムスコローソ(牡2、美浦・手塚厩舎)に次いで2勝目。外国産の頃にはアジアエクスプレス(牡6、美浦・手塚厩舎)がいたように厩舎縁の存在と言える。馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は新冠町の須崎牧場。馬名の意味由来は「上書きする」。

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1着 オーヴァーライト(内田博騎手)
「力があるとは思っていましたが、こんなに強いとは思いませんでした。まだ遊び遊び走っていましたし、4コーナーではどこを突くかだけでした。自然とスペースがあいたので、そこを突いて伸びてくれました」

2着 パリモンマルトル(岩部騎手)
「ラクにハナに行けましたし、最終コーナーも良い感じで回って来られましたが、今日は勝ち馬が強かったです」

3着 シスル(西田騎手)
「稽古よりも競馬に行った方が良いタイプですね。ゲートは速いですし、外から来られなければもっと脚が溜まったと思います。包まれながらも伸びてきましたし、センスを感じました」

4着 クラウンエンジニア(田辺騎手)
「まだ一本調子の感じですね。ゲートの中でも鳴いたり、子供っぽいところもあります。走る気が無いわけではありませんし、使いながら良くなっていけばと思います」

5着 テイエムへニーズ(石栗調教師)
「スタートがもうひとつでした。そこで上手く出てくれれば良かったか、と思います。トビが大きいので追走に苦労しましたが、最後はしっかり伸びましたし次が楽しみです」

  • オーヴァーライト
  • (牡2、美浦・手塚厩舎)
  • 父:ヘニーヒューズ
  • 母:オーヴァーアンダー
  • 母父:Seeking the Gold

オーヴァーライト
オーヴァーライト

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