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勝利コメント&研究員の目【東京競馬場】(2/21)
2010/2/21(日)
勝利コメント&研究員の目【東京競馬場】(2/21)
●東京1R 3歳未勝利(ダート1400m)
1着 ガンマーバースト(横山典騎手)
「気性が難しく、道中はあやしい雰囲気。ステッキも使えないんだ。勉強させていかないと。とりあえず勝てて良かったし、先につながれば」
初ダートをスピードまかせに快勝し、適性の高さをのぞかせた。ただ行ったままで、後ろが最後脚を伸ばせなかっただけという見方もでき、今後の気性面の成長が課題となる。
●東京2R 3歳未勝利(ダート2100m)
1着 リーサムキッド(松岡騎手)
「前走と違っていいスタートが切れたからね。今回は自分のリズムで走れたのが大きい。この距離でも最後まで脚が残っていた。まだ奥がありそう」
元々普通に走ればこのクラスを勝ち負けできる力は有していた馬で、今回は何と言っても出遅れがなかったのが大きい。前で接戦を演じていた2頭を尻目に外から一気に交わしていった脚は評価できる。次走以降も出遅れがなければ楽しみだ。
●東京3R 3歳未勝利(ダート1600m)
1着 エフティフローラ(蛯名騎手)
「これだけラクに勝てるとは思わなかったよ。本当に驚いた。ダート替わりで完全に一変したね。」
ラクに前に行けるスピードはある馬なのだが、それ以上にダートへの強い適性がハッキリと出た。中山芝マイルからダート替わりとなった馬は本当によく馬券になるので注意が必要。
●東京6R 4歳上500万下(芝1800m)
1着 ファビラスボーイ(デムーロ騎手)
「いい競馬だった。手ごたえもよく、最後まで伸びて上々の走りだった」
前走の大幅な馬体増で伸びを欠き5着と負けたのだが、叩き2戦目でキッチリ変わった。広い東京コースも合うクチで、次走も広いコースならすぐに好勝負になるだろう。
●東京7R 4歳上1000万下(ダート1400m)
1着 サクセスオネスティ(北村宏騎手)
「リズム良く走れたし、状態もいい。今日はしっかり力を出せたね。相手も渋太かったが、交わせる手応えがあったよ」
馬なりで逃げるエーシンビートロンをとらえると、接戦の末交わし切って完勝。今まで戦ってきた相手も一線級だったことを考えると当然といえば当然の結果。今回もエーシン、メイショウという強敵がいたが、一気に撃破しさらなる充実は間違いない。昇級でも緒戦から積極的に狙うべき存在と言える。それにしてもこのコースは本当に合う。
また、個人的には、このレースは3頭立てといってもよかったくらい上位がぬけていたように思う。
●東京8R 4歳上1000万下(芝1400m)
1着 ペチカ(丸山騎手)
「スタートの良さを生かせ、自分のペースを守れました。前走はダート1700mで勝ちましたが、芝の1400mはベストですね。馬も良くなっていますし、力があります」
内枠から逃げ一車でスムーズな競馬。今の東京の馬場を完全に味方につけ、混戦を制した。減量効果も大きかったようで、次も芝で逃げて粘れるようならおもしろい存在になる。
●東京9R セントポーリア賞(芝1800m)
1着 バシレウス(蛯名騎手)
「スタートがひと息だったし、がっちりハミを取らせずに行ったんだ。うまく内にもぐり込め、手応えどおりの伸びだったね。まだ非力な面はあるが、とても素直な馬。だんだん良くなっているよ」
2着 ヴァンダライズ(吉田豊騎手)
「切れる脚を使うが、ハミを噛み出すともたれるね。インを突けていたら…」
3着 カワキタコマンド(武士沢騎手)
「力を出せたよ。いい目標ができて、楽に出てこれたが、末脚比べになると分が悪い」
12着 タイセイレジェンド(ルメール騎手)
「ゲートで頭を下げて出遅れ。道中は手前を何度も替えていた。集中していないね」
勝ち馬バシレウスは直線に入って早めに仕掛けたにもかかわらず、最後まで伸びきる強い競馬で完勝。東京の芝での勝利を熱望していたオーナーの期待に見事応えた。この馬は本当に長くいい脚を使うタイプで、マクリを得意とする蛯名騎手とのコンビが最も合うと断言してもいい。
●東京10R 初音ステークス(芝1600m)
1着 ブライティアパルス(後藤騎手)
「気持ち良く行けたにしても、これだけのハイペースを凌ぎ切ったんだからね。並みの馬じゃないよ」
3着 リビアーモ(松岡騎手)
「3、4コーナーの馬場が悪いところで、脚を取られたのが痛かった」
勝ち馬は早いペースでハナを切ったが結局そのまま先頭でゴール。ここにきて充実一途であることは疑う余地もなく、広いコースでの速いペースでの逃げが合っている。タイプ的にオースミスパークのような感じ。マークされないようであれば、馬券的に非常にオイシイ存在になるだろう。
●東京12R メイセイオペラメモリアル(ダート1600m)
1着 ナニハトモアレ(ルメール騎手)
「本当は前に行きたかったんだけどスタートで躓いてしまった。でも道中はリラックスして走っていて、直線で外に出したら乗っているこっちがビックリするような伸び。強かったね」
ペースが向いたこともあるが、タメても伸びることがわかったのはかなりの収穫。メンバーの揃った一戦でこれだけ強い勝ち方をしただけに、ペースが速まるレースではかなり期待できそう。次走どのような位置からレースをするのか注目したい。
by 研究員サトナカ
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