テン乗りミルコ&ツィンクルソードがハナ差突き抜けオープン入り!…豊明S

ツィンクルソード

7月8日(土)、3回中京3日目11Rで豊明S(芝1400m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の5番人気・ツィンクルソード(牡6、栗東・松永昌厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:19.9(良)。

2着にはハナ差で9番人気・コウエイタケル(牡6、栗東・山内厩舎)、3着にはアタマ差で1番人気・ビップライブリー(牡4、栗東・清水久厩舎)が続いて入線した。

先行各馬が牽制し合う中、タガノアザガルがハナへ。エスティタート、コウエイタケル、オースミチャドらが先行集団を作り、ビップライブリーも最内からその集団に取り付く。先団は大きな馬群となり、後方4番手の外で脚を溜める。
レースは淀みなく流れ、直線に入ると外を回ったコウエイタケルがグングン脚を伸ばして直線半ばで先頭。内からエスティタート、ビップライブリーも詰めより、更に外からツィンクルソードが急追。4頭の争いはツィンクルソードがゴール寸前でコウエイタケルを交わして1着。テン乗りだったM.デムーロ騎手の手腕が光った。

勝ったツィンクルソードは、母が桜花賞2着のツィンクルブライドで、20歳の時に誕生した末っ子。2歳時に2勝を挙げ、3歳時にはオープンのクロッカスSで3着の好走もあったが、その後は2度の長期休養もあって低迷。昨年10月の北國新聞杯を勝って準オープンに上がると、年明けからの4走はいずれも勝ち馬から1秒以内に健闘し、前走は今回1番人気だったビップライブリーと同タイムの4着と好走していた。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「輝く剣」。

豊明Sの結果・払戻金はコチラ⇒

  • ツィンクルソード
  • (牡6、栗東・松永昌厩舎)
  • 父:デュランダル
  • 母:ツィンクルブライド
  • 母父:Lyphard
  • 通算成績:27戦5勝

ツィンクルソード
ツィンクルソード

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。