ウインオスカーなど≪福島9・10・12R≫レース後のコメント

7月16日(日)、2回福島6日目9Rで種市特別(芝2000m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気・ビートマッチ(牝3、美浦・萩原厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:59.0(良)。

2着には5馬身差で5番人気・マヤノピナクル(牡4、美浦・牧厩舎)、3着には1馬身1/4差で8番人気・ストーリーセラー(牡6、美浦・和田道厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたシャリオヴァルト(牡4、美浦・尾関厩舎)は11着に敗れた。

1着 ビートマッチ(戸崎圭騎手)
「以前よりも走り方が良くなっていました。元々大トビな馬ですが、リズム良く走れればこれくらいやれる力があります。強い内容でした」

2着 マヤノピナクル(石橋脩騎手)
「返し馬から気配が良かったです。もう少し行けるかと思っていましたが、ペースが流れていたのであの位置でジッとして脚を溜めました。勝負どころから出ていって、最後まで良い脚を使ってくれました」

3着 ストーリーセラー(石川騎手)
「左回りでは内にモタれてスムーズさを欠きますが、右回りなら競馬がしやすいですね。馬の状態が良かったですし、良い競馬が出来ました」

4着 ファントムグレイ (木幡巧騎手)
「人気はありませんでしたが、これまでのレースを見ると終いに脚を使えそうでしたし、道中は大事に乗りました。しっかり伸びてくれましたね。最後は少し甘くなりましたが、このメンバー相手にこれだけやれれば先が楽しみです」

5着 セイウングロリアス (大野騎手)
「上手く折り合いがつきましたし、良い形で競馬が出来たと思います」

11着 シャリオヴァルト(尾関調教師)
「調教レベルでは問題ないと思っていましたが、中間のザ石の影響があったのかもしれません。左右のバランスが良くなかったようですし、この馬本来の走りが出来ませんでした」

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10Rで鶴ヶ城特別(ダ1150m)が行なわれ、菱田裕二騎手騎乗の1番人気・ウインオスカー(牡4、栗東・飯田雄厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:09.5(良)。

2着にはクビ差で3番人気・スーパーモリオン(牡3、栗東・浅見厩舎)、3着にはクビ差で6番人気・タイセイラナキラ(牝4、栗東・西村厩舎)が続いて入線した。

1着 ウインオスカー(菱田騎手)
「自分が乗せてもらうようになってから控える競馬をさせてもらっていますが、それが板についてきて安定感が出てきました。馬を信頼して乗りましたが、最後はよく差し切ってくれました。まだまだ良くなってきそうです」

2着 スーパーモリオン(柴田善騎手)
「コーナーでの手応えの割りには、最後によく伸びてくれました。馬込みを気にするところがあるのは、経験が浅い分でしょう。それを考えれば走る馬ですよ」

3着 タイセイラナキラ(北村宏騎手)
「ラクなペースで行けましたし、4コーナーから勝負に出ていきました。後ろを離せたのでやったかと思いましたが、最後は少し甘くなってしまいました。結果的には、もうひと呼吸置いた方が良かったかもしれません」

4着 メイショウタラチネ(丸田騎手)
「先行するイメージでしたが、思っていたのとは違う形になりました。それでも終いに脚を使えましたし、レースの幅が出たことは良いと思います」

5着 パッシングブリーズ(津村騎手)
「良いスタートを切って流れに乗れましたが、今日はペースが遅かったですね。もう少し流れてほしかったですが、堅実に走ってくれます」

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12Rで3歳上500万(ダ1700m)が行なわれ、菊沢一樹騎手騎乗の7番人気・ハヤブサプリプリ(牝4、美浦・藤原辰厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:46.3(良)。

2着には3/4馬身差で4番人気・アルーフクライ(牡3、美浦・宗像厩舎)、3着には半馬身差で6番人気・ラインフェルス(牡5、美浦・斎藤誠厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたチリーシルバー(牝3、美浦・萩原厩舎)は15着に敗れた。

1着 ハヤブサプリプリ(菊沢騎手)
「すごく良い馬だと感じたので、正攻法に近い形で競馬をしました。ラストまでしっかり脚を使ってくれましたし、本当に良い馬に乗せてもらえてありがたいです」

2着 アルーフクライ(丸田騎手)
「道中は狭いところで少し戸惑いましたし、4コーナーで振られてブレーキをかける形になってしまいました。そこがスムーズなら、もっとラクだったと思います。砂を被ってもストライドが変わらず、問題なく走れていました」

3着 ラインフェルス (石橋脩騎手)
「ゲート練習の効果があって、上手く出てくれました。前走も3着に好走してくれましたがまだ半信半疑の面もあったので、今日はリズムを大事にして乗りました。今日も好走してくれましたが、気持ちの面で次も走れるかは何とも言えません」

4着 ケイツートール(西田騎手)
「今日は勝ちに行った分ですね。外枠から外を回らされる形になりましたし、終いが甘くなったのは仕方ありません。こういう形でも競馬が出来ますし、控えても競馬が出来ます」

5着 アポロノホウリン(大野騎手)
「スタートは上手く決まりましたが、少しハミを噛んでしまいました。その分最後は粘りを欠きました」

15着 チリーシルバー(戸崎圭騎手)
「砂を被ってイヤがっていましたし、難しさもある馬なので、どういう条件が合うのかまだよく分かりません」

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