【函館2歳S】パッセはダートで好時計! 美浦から輸送後も「落ち着いている」

パッセ

19日、函館2歳S(G3)の追い切りが函館競馬場で行われた。

福島芝1200mでデビュー勝ちを収めたパッセ(牝2、美浦・蛯名厩舎)は、岩部純二騎手を背にダートコースで強めに追われ、5F67.5-53.2-39.3-12.4秒をマーク。古馬1000万下のロックキャンディを0.5秒先行して0.2秒遅れた。

【蛯名利弘調教師のコメント】
「美浦の時点で半分以上は仕上がっていました。時計自体は良かったので、良い追い切りでした。中間は落ち着いています。(函館の)洋芝は合うのでしょうが、時計も出ているのでなんとか対応してくれれば」

函館芝1000mの新馬戦を57秒7のタイムで勝ったベイビーキャズ(牡2、美浦・矢野英厩舎)は、助手を背にウッドコースで強めの追い切り。時計は5F70.5-55.3-40.4-12.9秒で、3歳未勝利馬を0.7秒追走して同入した。

【矢野英一調教師のコメント】
「数字以上に動きは良かった。やることはやってきて、今朝の体をみると使った効果はうかがえる。デビューは1200mを予定していたけれど、相手関係も考慮して初日の1000m戦に。出遅れても二の脚を使ってくれましたね。一回使った上積みはあるし、距離は持つと思います。パワーがあって洋芝は合いそう。楽しみにしていますよ」