エイシンテースティら 土曜小倉5Rトレセン直送トーク

●7月29日(土) 2回小倉1日目5R 2歳新馬(芝1200m)

ダイワメジャー産駒の8枠11番エイシンテースティ(牝2、栗東・野中厩舎)は、祖母が小倉3歳Sを勝ったエイシンサンサン、母が桜花賞3着、関屋記念2着などオープンで活躍したエーシンリターンズ、おじに阪神スプリングJを勝ったエイシンニーザンがいるオーナーゆかりの血統。

先週はレースで手綱をとる武豊騎手を背にCWコースでラスト1F11.8秒の切れを見せていて、野中賢二調教師は「輸送もあるから先週までに態勢は整えてあるからね。今週は坂路でソフトで十分。順調に仕上がってきたかな。ゲートもそこそこ速い方だったし、体に幅もあって短い距離が良さそう」と手応えの程を語る。大外からの走りに注目だ。

6枠7番のセイウンデルレイ(牡2、栗東・宮本厩舎)は、5月の北海道トレーニングセールにて777.6万円で落札。ダートで活躍したトランセンドの仔だが、攻めの動きは素軽く、初戦は芝を選択してきた。

「単走だとフワフワしてるけど、近くに馬がいると闘争心を出すんだ。実戦にいっていいタイプじゃないかな。評判馬もいるみたいだけど、強い馬がいるなら、この仔もそれだけ燃えると思うな」と宮本博調教師。近親にヴィクトリアマイルを勝ったホエールキャプチャがいる血統で、初戦の手綱をとるのは幸英明騎手

3枠3番テイエムヨハネス(牡2、栗東・飯田雄厩舎)は、兄に毎日王冠、スプリングSを勝ったアリゼオがいるヨハネスブルグ産駒。時計はさほど目立たないが、最終追い切りでは酒井学騎手を背に、僚馬を5馬身千切っている。

飯田調教助手は「筋肉質でいかにも短距離が合いそうなタイプ。攻め時計はそれほど出していませんが、ジョッキーはいい感触を口にしてくれています。前向きな性格だし、実戦で良さそう」とレースでの変わり身に期待を寄せる。