ジャスパーエイトら 土曜小倉5Rトレセン直送トーク

●8月12日(土) 2回小倉5日目5R 2歳新馬(ダ1000m)

奇しくも7枠8番に入ったジャスパーエイト(牡2、栗東・森厩舎)は、プリークネスSなどG1を3勝したShackleford産駒。今年が2世代目で日本では勝ち馬が出ていないが,アメリカでは3頭の重賞ウイナーが誕生している。最終追い切りでは減量ジョッキーが騎乗したとはいえ、坂路4F50.3秒の好時計をマーク。

高野調教助手は「追い切り2本ですが、坂路で50秒台で動いていますからね。能力は秘めています。1000mでうまく流れに乗って運びたいですね」とその言葉にも力がこもる。デビュー戦は武豊騎手が手綱をとる。

ルーキー川又賢治騎手が手綱をとるクインズカトレア(牝2、栗東・宮本厩舎)は、新馬戦の勝ち馬も出ている新種牡馬エスポワールシチー産駒。母のケイアイエーデルはダートで4勝、祖母のケイアイワールドも5勝(そのうちダートで2勝)を挙げた活躍馬。

全体の時計は少し地味ながら、坂路での攻め馬では2週連続で先着。「小柄で仕上がりもいいし、軽快な走り。調教に乗ったジョッキーも好感触を持ってくれてるし、初戦から楽しみ」と前川調教助手の声も弾んでいる。