津村騎手&アポロノシンザンがスピード活かして逃げ切り!…新潟日報賞

新潟日報賞を逃げ切ったアポロノシンザン

8月12日(土)、2回新潟5日目11Rで新潟日報賞(芝1400m)が行なわれ、津村明秀騎手騎乗の4番人気・アポロノシンザン(牡5、美浦・鈴木伸厩舎)が優勝。好スタートを切って楽にハナへ。直線を向いても脚色は衰えず、後続を突き放してそのまま押し切った。勝ちタイムは1:19.8(稍重)。

2着には1馬身1/4差で1番人気・ビップライブリー(牡4、栗東・清水久厩舎)、3着には半馬身差で11番人気・ディアマイダーリン(牝5、美浦・菊沢厩舎)が続いて入線した。

勝ったアポロノシンザンにとって新潟コースは初勝利を挙げたり、1年7ヶ月の長期休養明け初戦(3着)を迎えた舞台。近走の中でも結果が出ている1400mの距離に戻り、先行力を活かしてオープンクラス入りを果たした。
馬主はアポロサラブレッドクラブ、生産者は日高町の天羽禮治氏。馬名の意味由来は「冠名+晋山(山へ進む)」。

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1着 アポロノシンザン(津村騎手)
「結構ペースが速かったですけど、自分のリズムで行きました。1200よりも1400の方が脚が溜まりますし、絶対に良いと思っていました。1400、1600くらいが良さそうです」

2着 ビップライブリー(大野騎手)
「ちょうど良い流れで、折り合いもつきました。最後もグッと良い反応を見せてくれましたが、勝ち馬の先行力にやられました」

3着 ディアマイダーリン(田中勝騎手)
「直線だけの競馬に徹しました。長く良い脚を使ってくれましたし、それだけ馬が復調してきているかと思います。今はこういう形の競馬が合っていると思いますし、展開ひとつでチャンスがあると思います」

4着 ラプソディーア(吉田豊騎手)
「前の2頭が行くのは分かっていましたし、もし2頭が行かなければ自分が行ってもいいと思っていましたが、想定通りの展開になりました。良い位置で理想的な競馬が出来ましたが、最後の伸びがもうひとつでした。切れる脚を使えるタイプなので、パンパンの馬場の方が良かったかもしれません」

5着 ルグランパントル(柴田善騎手)
「休み明けでしたが、返し馬からやる気が感じられました。良い感じで競馬が出来ましたし、終いもしっかり脚を使って頑張っています。1回叩いて変わってくれば良いですね」

  • アポロノシンザン
  • (牡5、美浦・鈴木伸厩舎)
  • 父:サクラバクシンオー
  • 母:アポロジャスミン
  • 母父:Saint Liam
  • 通算成績:17戦5勝

レース後に引き上げてくるアポロノシンザン
新潟日報賞を制したアポロノシンザンの関係者の口取り

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