蛯名リッジマンがルメール&モレイラの猛追封じてV!…札幌日刊スポーツ杯

リッジマン

8月19日(土)、2回札幌1日目11Rで札幌日刊スポーツ杯(芝2600m)が行なわれ、蛯名正義騎手騎乗の5番人気・リッジマン(牡4、栗東・庄野厩舎)が優勝。早めに仕掛けて4コーナー先頭から押し切った。勝ちタイムは2:40.9(良)。

1馬身3/4差の2着には内から脚を伸ばしたC.ルメール騎手の2番人気・ウインヴォラーレ(牡4、美浦・手塚厩舎)、半馬身差の3着には後方から追い上げたJ.モレイラ騎手の1番人気・アドマイヤウイナー(牡3、栗東・須貝尚厩舎)が続いて入線した。

勝ったリッジマンは、6月17日の駒ケ岳特別から蛯名騎手とのコンビで芝2600m戦に4戦連続で出走して④①②①着。2007年の天皇賞・春にも出走した半兄アドマイヤタイトルのように長距離路線で素質が開花した。

馬主は有限会社辻牧場、生産者は浦河町の辻牧場。馬名の意味由来は「頂きの男。頂に立つ活躍を期待」。

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1着 リッジマン (蛯名騎手)
「稽古のときから状態の良さを感じていました。滞在効果で馬に落ち着きがありましたし、すごく良い雰囲気でした。前走はスムーズさを欠くところがありましたし、今日は状態が良いのでスムーズならやれると思っていました。最後もよく伸びてくれました」

2着 ウインヴォラーレ(ルメール騎手)
「一生懸命走ってくれましたし、最後もよく伸びてくれました。スタミナがあるので、2600m以上の距離のレースでこのクラスを勝つチャンスがあると思います」

3着 アドマイヤウイナー(モレイラ騎手)
「休み明けの分、返し馬からテンションが高かったです。レースでもかかるまではいきませんが、テンションの高いところがあったので、その分終いに伸び切れませんでした。それでも休み明けとしては良い内容だったと思います」

4着 レジェンドセラー(内田博騎手)
「前半は押していきましたが、芝のぶん余計に前に行けませんでした。トビの大きい馬なので内で包まれるよりは伸び伸び走らせたいと思っていましたし、アドマイヤウイナーの動きを見て外から上がっていきました。斤量が軽かったことはあるにせよ、差の無いところまできていますし、以前に乗せてもらったときよりも馬が良くなっています」

5着 マイネルヴンシュ(丹内騎手)
「体が減っていたのは気にならなかったです。今日は昇級戦でしたし、このメンバー相手にこれだけやれましたからね。よく頑張っていると思います」

  • リッジマン
  • (牡4、栗東・庄野厩舎)
  • 父:スウェプトオーヴァーボード
  • 母:アドマイヤモンロー
  • 母父:Caerleon
  • 通算成績:15戦3勝

リッジマン
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