【キーンランドC】得意の洋芝で突き抜けた!12番人気の9歳馬エポワスが重賞初制覇!

エポワス

8月27日(日)、2回札幌4日目11Rで第12回キーンランドカップ(G3)(芝1200m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の12番人気・エポワス(セ9、美浦・藤沢和厩舎)が優勝。中団からレースを進め、直線では馬場の真ん中から突き抜けた。勝ちタイムは1:09.0(良)。

クビ差の2着には先行した2番人気・ソルヴェイグ(牝4、栗東・鮫島厩舎)、3着には半馬身差で5番人気・ナックビーナス(牝4、美浦・杉浦厩舎)が逃げ粘った。1番人気に支持されたモンドキャンノ(牡3、栗東・安田隆厩舎)は6着に敗れた。

ダッシュのつかないヒルノデイバロー、フミノムーンは後方からの追走。ハナはナックビーナスをとり、シュウジ、ソルヴェイグらも先行。モンドキャンノは中団、エポワスから後方からマクる。近年よりペースは速めだったが、4角付近でシュウジが脱落。ラチ沿いのナックビーナス、馬場中目のソルヴェイグの追い比べかと思われたが、ぽっかり空いたスベースから脚を伸ばしたのエポワス。上がり最速の末脚で、待望の重賞制覇となった。

勝ったエポワスは9歳の29戦目、キーンランドC3度目の出走で悲願の重賞初制覇を飾った。ルメール騎手と藤沢和厩舎のコンビは、ソウルスターリングのオークスや、レイデオロのダービーなど今年大活躍。秋も若駒に注目が集まる中、9歳のベテランがスプリンターズSの優先出走権を手にした。

馬主は多田信尊氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「フランスの地名」。

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  • エポワス
  • (セ9、美浦・藤沢和厩舎)
  • 父:ファルブラヴ
  • 母:マニックサンデー
  • 母父:サンデーサイレンス
  • 通算成績:29戦7勝
  • 重賞勝利:17年キーンランドC(G3)

エポワス
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