【札幌2歳S】古馬に胸借りたファストアプローチ 蛯名「楽しみは持っている」

2週連続で蛯名正義騎手が併せ馬に騎乗し、感触を確かめているファストアプローチ

2週連続で蛯名正義騎手が併せ馬に騎乗し、感触を確かめているファストアプローチ

30日、札幌2歳ステークス(G3)の追い切りが札幌競馬場で行われた。

前走、2歳未勝利(8/6・札幌・芝1500)1着のファストアプローチ(牡2、美浦・藤沢和厩舎)は、蛯名正義騎手を背に芝コースで追われ、4F54.4-38.8-12.0秒をマークした。

【藤沢和雄調教師のコメント】
「前走後も順調ですし、状態は悪くないですよ。東京の新馬戦は前が塞がってゴチャつきましたし、おまけにスローペースになりましたからね。前走は馬場の広いところに出てから良い脚を使ってくれました。体が大きな馬ですし、洋芝は合いそうです」

【蛯名正義騎手のコメント】
「順調そうですね。古馬相手でも余裕を持って併せられましたし、先週の追い切りよりも更に反応が良くなっています。距離は1800に延びても大丈夫だと思いますし、あとはこのメンバーに入ってどのくらいやれるかですね。楽しみは持っています」

前走、2歳新馬(8/13・札幌・芝1800)2着のマツカゼ(牡2、栗東・矢作厩舎)は、福永祐一騎手を背に芝コースで追われ、4F54.4-38.8-12.0秒をマークした。

【福永祐一騎手のコメント】
「今週水曜日の追い切りはある程度の負荷をかけられましたし、時計もそれなりに出ていました。まだ体が立派で、体を上手く使えていない感じはしますが、水曜日にしっかりやったことで競馬に行ってどれだけ動けるかですね。まだ完成度が高くはありませんが、性格が良いですし、重賞でもやれる能力はあります」

福永祐一騎手が手綱をとり、併せ馬に先着したマツカゼ

福永祐一騎手が手綱をとり、併せ馬に先着したマツカゼ

マツカゼ