シルバーステート今度は右前脚の屈腱炎…復帰まで1年以上も現役続行の方針

シルバーステート

10月8日(日)の毎日王冠(G2)で始動予定だったシルバーステート(牡4、栗東・藤原英厩舎)が、右前脚の屈腱炎を発症した。9月1日の追い切り後に若干の熱感があったため検査を行い判明した。復帰までは1年以上を要す見込みだが、現役続行の方針。

シルバーステートはデビュー戦2着のあと未勝利、紫菊賞を連勝してクラシック候補に名乗りを上げるも、今回とは反対側の左前脚の屈腱炎を発症。1年7カ月の休養明けとなった5月の復帰戦(1000万下)を楽勝すると、格上挑戦となった前走の垂水S(1600万下)では、8月6日の小倉記念を制したタツゴウゲキらを寄せ付けず4連勝を飾った。

復帰後の圧倒的なパフォーマンスから秋は初重賞制覇やG1戦線での活躍を期待され、8月16日に放牧先のノーザンファームしがらきから栗東トレセンへ帰厩。順調に乗り込まれていたが、無念の戦線離脱となった。