【小倉2歳S】3戦のキャリアを生かし武豊&アサクサゲンキが重賞初制覇!

武豊騎手を背に快勝したアサクサゲンキ

9月3日(日)、2回小倉12日目11Rで第37回小倉2歳S(G3)(芝1200m)が行なわれ、武豊騎手騎乗の3番人気・アサクサゲンキ(牡2、栗東・音無厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:09.1(良)。

2着には1馬身1/4差で5番人気・アイアンクロー(牡2、栗東・斉藤崇厩舎)、3着にはクビ差で7番人気・バーニングペスカ(牡2、栗東・松永昌厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたモズスーパーフレア(牝2、栗東・音無厩舎)は7着に敗れた。

レースは掛かり気味に前へ行った1番人気のモズスーパーフレアを内から制して藤田菜七子騎手騎乗のフローラルシトラスが速い流れを作る。アサクサゲンキはその2頭見ながら3番手。馬群は大きな塊となって直線の攻防へ。
内、外、大きく広がっての追い比べはいち早く抜け出したアサクサゲンキにアイアンクローがジリジリと迫ってくるが、馬体を併せるまでには至らず、そのままアサクサゲンキが押し切った。
モズスーパーフレアは残り100mまで踏ん張りを見せたが、最後は力尽きた。

勝ったアサクサゲンキは、近親にノーリーズン、ヤマニンパラダイスといったG1ウイナーがいる血統で、7月のデビュー戦から一戦毎にレースぶりが良化。前走は4馬身差の快勝でここへ挑んだが、その勢いに加え、同じ舞台で北九州記念を制した武豊騎手の巧みな手綱捌きで一気に重賞ウイナーに上り詰めた。
馬主は田原慶子氏、生産者は米のAlexander-Groves-Matz,LLC.。馬名の意味由来は「冠名+元気」。

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  • アサクサゲンキ
  • (牡2、栗東・音無厩舎)
  • 父:Stormy Atlantic
  • 母:Amelia
  • 母父:Dixieland Band
  • 通算成績:4戦2勝
  • 重賞勝利:
  • 17年小倉2歳S(G3)

アサクサゲンキと武豊騎手
小倉2歳Sを勝ったアサクサゲンキの口取り
7着に沈んだモズスーパーフレア

モズスーパーフレアは最後に力尽きて7着

無念の最下位となったフローラルシトラスと藤田菜七子騎手

藤田菜七子騎手騎乗のフローラルシトラスは無念の最下位


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